晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

村に若者が増える日 6/8

2008-06-09 | 日記・エッセイ・コラム

2008.6.8(日)曇り、晴

 開店から一週間が経過し、厨房の仕事も少しばかり慣れてきた。それでもどっと来られたときには焦るものである。団体のお客様に同時に温かいものを出すのは至難の業である。今日のお客様は順繰りに来じょんされて、しっかりおもてなしが出来た。休日とあって通りがかりのお客様があるかなと予想していたのだが、ほとんどが地元の方々で意外ながらも嬉しい一日であった。なかでも、休日に里帰りをする若い人が来られて来客の平均年齢をぐっと下げている。本来ならば村に残っているはずの若者がすっかり居なくなってお年寄りばかりの村となり、やれ限界集落だのと叫ばれる社会構造は果たして豊かな国なのだろうかと疑問を抱く。高度成長の代償として村落の荒廃があるとしたら、国の発展、社会の発展って一体何なのだろう。Img_0722
Img_0723 

じょんのび村に子供たちの歓声が響いた。彼らの興味はモリアオガエル?のたまご。

 村役(村で行う共同作業)のために帰ってきたり、子供たちを遊ばせるのに帰ってきたりした若者たちがちょっといっぷくするために立ち寄ってくれるなら、こんなに嬉しいことはない。
 もうひとつお客様で多いのは、上林に移住してきた人達、定年になって都会からUターンしてきた人たちだ。里山ネットのHPや新聞記事などで有名な人などは来られていないけど、それ以外にもたくさんの人達が上林を気に入って移住しているのに驚く。「ヘビと雪が無かったらこんな良いところないのになあ」とはかみさんの言である。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

肩すかし 6/7

2008-06-09 | 日記・エッセイ・コラム

2008.6.7(土)曇り

 天気予報では晴れて暑くなるそうだが、曇っていて一向に温度も上がらない。こちらでは舞鶴地方の予報を当てはめているのだが少し違うのかな。もっとも、局地的な天候の違いがありそうな地形だ。絶好の行楽日和と見て、昨晩は念入りにアイスコーヒーを点てて、パンやコーヒー豆の仕入れもしっかりしてご飯もどーんと炊いて準備をした。ところがあに図らんやお客様の出足はさっぱりで、寂しい一日となった。天気予報もはずれたが、来客予想もすっかり外れてしまった。天気予報と言えば、全国版の予報の場合北近畿の予報は無視されているようだ。最も近いところが金沢で、次が鳥取だか松江だか、いったいどこの予報を見ればいいのか。近畿で近いのは大阪で、これが当てはまらないのははっきりしている。責任者出てこい。
 朝一番に舞鶴のお客様が軽トラいっぱい木の苗を持って来てくださった。櫨(はぜ)が4本、沈丁花が3本、ソテツが1本と、腐葉土まで頂いて、ありがとうございます。暇に飽かせて植え付ける。穴掘りだけは私がするが、あとはかみさんが植え付けて行く。慣れたもので手際よく出来るようになったが、最も風の強い場所なので、竹の支柱をしてやることとした。荒れ果てたじょんのびガーデンもらしく成ってきた。Img_0725

 



 問題のヘビ対策だが、石灰のラインの端にシマ姉さんが現れた。竹の棒で追い返すと、今度は石灰の薄いところからはい出してきた。これでは石灰の効果があるものや無いものやよく解らない。微妙なところである。  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする