晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

マップ掲載 6/22

2008-06-23 | 日記・エッセイ・コラム

2008.6.22(日)雨

 朝から雨で、蒸し暑い。上林の里にも遅い梅雨が来た。北近畿の梅雨は京阪神と比べると遅い、それは緯度が高いわけだから当然なんだが、梅雨というものの感覚が京阪神に住むものとは少し違うように思われる。舞鶴市の市政50周年記念で始まった舞鶴デュアスロン(当時は舞鶴バイアスロンと呼んだ)が5月の終盤の日曜日に開催され、「何で梅雨の最中に開催するのだ」と意見したら、「この辺は一番季候の良いときなんですよ」という答えであった。実際10回開催されて一度も雨で中止になるようなことは無かった。途中で夕立があったり、ガスが出たことはあったが、概ね良好な天気で推移した。
 昨日大発生したカゲロウ(昨日ウスバカゲロウと記したが、調べるとウスバカゲロウではない。黄色い羽で何か解らない)が窓といい壁といい、びっしりこびりついている。天井ほうきでそっと落としてゆくが、つぶれてしまうもののある。そうすると油が白い壁に着いて美しい壁が台無しである。田舎では白いかわいい家は無理がある。虫の処理にたっぷり一時間、これがいつまで続くやら、うんざりする。Img_0768



窓も壁もこのありさま。




 さすがにこの雨でお店はヒマで、インターネットを開く。千葉のぶんきちさんに言われたとおり地図をブログに載せる必要がある。ブログを見て来たというお客さんも増えてきた。そういうわけでGoogleマップにじょんのび村を掲載依頼しているのだが処理がうまくいかずに一週間ぐらいたっている。Googleマップを開くと、載ってる載ってるヤマハメイトてな訳で、やっと掲載された。そうなるとブログに掲載するのも簡単、これでブログを見た人はじょんのび村の位置も解るわけだ。ご承知のとおりGoogleマップには航空写真や地形図などの表示機能もあり、いろんな発見もある。航空写真をアップしてみるとじょんのび村はジャングルのままだから昨年夏以前の映像のようである。地形図を見ると周りの山の様子がよく解る。実はまだ未公開なのだが、じょんのび村から南東方面の景色は私の一番好きな景色で、それは尾根、峰々が三重になって見える景色なのだ。一番手前の尾根は上林川の屈曲部に向かって下って田畑に届いている極近くて低い尾根である。そのむこうに多分和知と上林を区切る稜線のピークが見える。そしてその奧に威風堂々としたピークが見えるのだ。カフェじょんのびのカウンターテーブルからも見える景色だが、そこからだと電線が横切っているのが残念である。この山々は天気によって見え方が変わる。手前の尾根はいつでも見えるが次の山は晴または曇りの時に見え、一番奥のピークは晴れていないと望めない。三つの山影の濃淡が天気によって変わり、この景色は上林で一番だと思っている。地形図を眺めているとその方向に長老ヶ岳があるのだ。丹波の名峰長老ヶ岳が見えているのだとしたらこりゃあ名実共に上林一の景色である。一度コンパスを持ち出して確認してみよう。Img_0765

えらいとこにうんちして怒られたところ。

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獣、ヘビ、雑草、虫 6/21

2008-06-23 | 日記・エッセイ・コラム

2008.6.21(土)曇り、雨

 午前中はいつも超ヒマなんだが、今日はなぜか朝からお客さまが続く。じょんのうんこの始末で夜中に起こされるものだから、昼間がつらい。じょんのび村に来たら昼寝ができると思っていたが、ついぞ昼寝をすることはなかった。それが今日は始めて眠ってしまった。午後もお客さまが続き、5時頃まで頑張る。西村さんから電話があり、これからじょんのび村で焼き肉パーティするから炭をおこしておくようにということである。早々に店をしまい、炭をおこしていると山の方でガサゴソ音がする。よーく目を凝らすといるいる、久々の猿の登場だ。追いかけていっても、ここまで来れないと解ると逃げることなくじっとしている。忌々しい奴だ。
 焼き肉を始めようかというとき、夕立が降り始め雷まで聞こえだした。車を外へ出し、車庫でパーティを始める。猪肉の焼き肉は旨い、酔いも廻った頃ふと見ると細いヘビが車庫に入ろうとしている。始めて見る顔で、ヤマカガシだろうか、みんなで追い払うと雨の中を逃げていった。草刈りのせいだろうか、石灰の効果だろうか谷以外では久しく見なかったヘビ君だがやはりみんな健在なのだろう。それにも増して凄いのが虫である。折からの高温と湿度でウスバカゲロウが雲霞のごとく飛んでくる。その上にコガネムシなどの大物も飛んできて大わらわである。
 雨で木、野菜、花、芝の水やりは免れるが、雑草がもの凄い勢いではびこるのは脅威である。刈っても刈っても追いつかない、耕作が始まって以来人は雑草を刈り続けてきた。
 しかしよく考えると獣だって蛇だって虫だって雑草だって、人間を困らそうとして生きているわけではない、ただ自らの命を全うしているだけのことなのだ。人間の都合によってそれが悪いことになり、困ったことになり、大騒ぎしているだけなんだ。そういうふうに悟らないと田舎暮らしはやっていけない。Img_0763

なっちゃんはじょんアポロと仲良しになり、サークルに入ってしまった。

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