2009.9.5(土)晴
夏野菜が終盤を迎えてきた。近所の畑は夏野菜やネット、支柱などが取り払われ人参、白菜、大根などの秋蒔き野菜が主役となっている。ところがここに来て我がじょんのびファームでは茄子、胡瓜、トマト、ゴーヤ、唐辛子類が最盛期である。というより本来の夏にはちっとも出来なかったのだ。特に茄子、胡瓜は今が旬となっている。
ゴーヤは沢山なるが小さく、本来の特大ものがちっともならなくて、ここにきてなり始めた。現在3本目である。一本は採種のため残してある。ただし二人で食べる分には小さな方がいいかなと思い、小さい実の種も残してある。果たして小さな実の種が小さな実を着けるか、大きな実のものはどうか、来年の出来具合が楽しみである。
唐辛子類の中では、万願寺唐辛子がそろそろ終盤で、一夏楽しませて貰った。鷹の爪唐辛子は今が盛りで、真っ赤に鈴なりとなっている。ところがこれを何時収穫するか、どのように収穫するか解らないのである。昨年は真夏に数本が赤くなり、切って収穫し乾燥保管した。残りはいつまでたっても緑で、遂に霜が降りて枯れてしまった。その前に風で倒れて枯れたものもある。乾燥保管できたいくつかも、さあ使おうと思ったとき瓶を開けるとカビが来ていてがっかり、とにかく大失敗だった。最初に使った沢庵はそれ自体が失敗だったし、次のらっきょう漬けには市販のものを使わざるを得なかった。これは屈辱である。よく農家の軒先に枝ごと干してあるのだが、何時収穫したものだろう。今年は一味も作りたいと思うのだが、、、、、。
大正解はプッコチである。当初生育が悪いのでどうなることかと思ったが、気温の上昇とともになるはなるはの大盛況で味もいい、いろんな方に差し上げて喜んでもらっている。M川さんがチリソース、ニンニク、玉葱などと合わせたプッコチペーストを作ってくれた。煮物、炒め物に入れると乙な味となる。保存用に島唐辛子のように焼酎漬けを作る。泡盛がないので山の芋焼酎でやってみた、味や如何に。あまりに沢山採れるので乾燥して保存してみようと思う。冷凍という手もあるそうだが、冷凍庫に余裕がないので乾燥保存とする。
楽しみは果物類である。レモンが一個だけだけど成った。昨年は数ミリの超小型だったが今年は一人前の大きさとなった。ところが永く置きすぎたためか重量感がまるでない、きっと中はカスカスなんだろう。
最も気合いを入れたのがカボスである。高くて手が出なかった苗をじっと待って、半分枯れかけたとき超安値となったのを見計らって購入、綾部じゃあこんなの買う奴いないんだねえ。植え付けは風当たりのない陽の当たるところと書いてあったので、特別に作業小屋の横に植える。ここだといつでも目が届いて虫や病気にすぐ対処できる。しっかり土を入れて、充分な肥料を入れて風対策に竹の支柱を立てる。おかげで八つの実が成り、小さいけれど収穫に至った。一年目なので大きさはともかく、味はまずまずである。これも来年が楽しみ。
メロン、レモン、カボス
そして果物ではないが、肥料代わりに撒いたコーヒーカスからメロンが出てきた。みるみる育って、実が成って丸々太ってきた。どうもアンデスメロンの種がコーヒーカスに入っていたみたいだ。葉が枯れてきたので収穫したが、果たして食えるものなのか。来年は本格的にメロンの栽培もしてみたいと思う。
【作業日誌 】
テーブル作り2日目天板塗装、穴開け
大根用畝作り
今日のじょん:9月になっても暖かいせいか連日蛇が出現する。夕方はかみさんが大騒ぎをしていたが、朝の散歩時は道中の石垣によく現れる。今日も丁度じょんの目線の高さにシマヘビがゆっくり移動している。「ほら、じょん蛇やで」と注意を向けるが絶対に見ようとしない。これは多分に意図的な要素がありそうだ。そしてもう一つ、今日も蛇はするするとバックして穴の中に逃げてしまった。少なくとも穴状のところでは蛇は後退が可能である。