晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

土井式杭打ち器 9/29

2009-09-29 | 日記・エッセイ・コラム

2009.9.29(火)雨、曇

 掃除をしていたらカメムシが出てきた。いよいよ季節かなと警戒をしている。昨年は殺虫剤をいろいろ研究したりして対策をしたが、結局ガムテが主役となった。ところがガムテにも弱点がある。一発でくっつかないことがある、特に百均のガムテはこうなりやすい。一発でくっつかないと強烈な臭いのお返しが来る。ガラスとかにいる場合、ガムテがくっついてしまってどうしようもなくなる、これって安物ほどいらんとこにくっつくのよね。カメムシをくっつけた後の処理が面倒、まわりを密着させて逃げられないようにする。等々である。
 ペットボトルに油を入れて近づければ勝手に入るで、と言われたが勝手にはいることは無かった。京北の土田さんが来じょんされたとき画期的といわれる方法を教えてくれた。ペットボトルの先にちょっと柔らかい厚紙でロートを作って取り付けるんだって。ボトルの中は洗剤を入れておけば臭いもしないと言うことだ。紙が柔らかいので壁でも、カーテンでもうまく受けられるそうだ。カメムシはこれが近づいてくると警戒して手足の力が緩むそうだ。勝手にロートの中に落ちて来るという。とっても楽しくてカメムシの季節が待ち遠しいというこである。ホントカヨ?とにかく工夫して作ってみよう。
 などと考えていたら、土井さんが工夫の杭打ち器を持ってこられた。田舎暮らしは杭打ちの暮らしである。畑仕事、防獣用、垣根、雪囲い、防風用などなどこの一年で何本の杭を打ったことか。私は鉄のハンマーを使って打っているが、なかなか真っ直ぐに打てない。やっと打てたかと思ったら、杭の頭が割れてしまったりする。これらを解消し、女性でもお年寄りでも真っ直ぐに打てる杭打ち器である。Img_3041 Img_3040
実際に使用してみると、硬い地盤には少しつらいが、畑などでは活躍しそうだ。茶色の鉄の筒を杭に被せて、手で上下するだけのものである。店に置いておくので是非試用してみていただきたい。値段は2,000円でお譲りするということである。

【作業日誌 9/29】
材木片付け
 
今日のじょん:毎日ヘイヘイのところに行きたがるくせに、いざ行くとシラッとしている。相手が子犬なので遠慮しているのだろうか。Img_3126 Img_3128

 

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引地のこと(6) 9/28

2009-09-29 | 歴史・民俗

2009.9.28(月) 曇一時雨


引地(4)福島県伊達郡桑折町成田字引地
2006.10.26、小原温泉、小原の材木岩、七ヶ宿街道、小坂峠など最高のルートをたどって降りてきたところが桑折町の隣の国見町である。その国見町と桑折町に大規模な半田鉱山があり、銀、金などを採掘していた。石見、生野と並んで三大銀山と言われたぐらいだから相当の規模であったようだ。桑折町文化記念館などに各種の展示があり、そのことを知っていたら立ち寄ったと思うが、気付かずに4号線を南下して福島市に向かってしまった。引地は銀山から4Kmほど南西の位置にあるが、県道124号線が走っており、そのまま進むと飯坂温泉に行く。ここは後日有名な鯖湖湯に入っており、二度のチャンスでも銀山は気がつかなかった。阿武隈川からは2Kmほど離れているが、かつての流路がどうだったかは定かでない。近隣の地名には白銀、赤川原、鍛冶屋沢などいかにもという地名がある。地名は付いていないのだが、睦合小学校、睦合幼稚園があり、睦合町の引地としてはドキリとする。Img_1467

 小坂峠から国見、桑折町方面。引地は右手山影となる。

 引地は鉱山に関係するのか?
引地が鉱山に関係する地名というのは目にすることがあり、いまのところ鉱山の近くに存在するのも事実である。しかし、どう鉱山に関係しているのか説明している論文や書物はいまのところ見あたらない。もちろんそれほど沢山のものを見聞きしているわけではないが。
 鉱山に関係する事項とすると、鉱山人夫の生活、鉱山の資材、鉱石の運搬、冶金、金属製品の保管や引き渡し、金属加工、鉱山の管理など様々考えられるが、私が当初予想したのは日置部との関係である。日置部とは戸籍上の戸数を調べる部という説があるが、鉱山あるいは製鉄に使用する木材、薪を取り仕切ると言う説もあるようだ。睦合町引地の少し上には八津合町の日置谷がある。五津合町遊里には日置殿町という小字もあり、日置部が上林に存在したのは充分考えられる。この日置と引は何か因縁があるかなと思ったのが調査のスタートである。例えば日置一族が何か仕事をするところが引地であって、日置と引地はセットで存在するんじゃないかなどと想像したのである。
 このもくろみはすぐに潰えた。セットで存在するようなところは一つも出ていない。ところが大まかな共通点が出てきた。引地は鉱山の近くにあって、河川や谷川に面した場所(鉱山の下流)が多い。あるいは鉱山からは離れた下流だが、上流には大規模な鉱山がある、などである。酒田の引地を調べたときに「水流が土地を削って引き出すところ」などという説があった。川の屈曲点で上林の引地も同様の地形である。しかしこれだけでは鉱山に関係はしない。
 思いを巡らせていると、あることを思い出した。かつて仕事で宝飾貴金属の加工をしている会社に訪問し、社長から聞いた話である。その会社では指輪などの加工をしているのだが、金やプラチナの粉屑が出るわけである。毎日掃除して回収しているのだが、年に一度会社の周りの溝さらえをするそうだ。すると何十グラムという貴金属の粉が回収でき、相当のお金になるという話だ。
 佐渡の金山に行ったときも、海さらえ、川さらえのことは重要な仕事で専門の人夫がいるとか書いてあった。古代の鉱山では銅でも鉄でも大変貴重である。採取出来なかった微量の鉱物でも下流で回収したのではないだろうか。河川の屈曲点の下では削り取った土砂とともに砂州となって沈殿する。これは絶好の回収場所だし、砂鉄を取るのだってこういう場所が効率的なんじゃないだろうか。
 引地とは水流が土地を引きはがす地だけれど、鉱山の下流域や磁鉄鉱の多い地域では鉱物を採取するに適した重要な地なのではないか。
 これが今の時点での私の考える「引地の語源」である。
と書いて、引地地名を調べていたら、この説をひっくり返すとんでもない引地が出てきた。つづく
【作業日誌 9/28】
なし

今日のじょん:今日はいくみちゃんが来て、ひこひこ。

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