2009.9.2(水)曇
前回香川県東かがわ市の引田(ひけた)を調べているとき同じ旧大川郡内に大内(おおち)と言う地名を発見する。福知山にも大内があるなと思い辞書で調べると、誉水(よみず)と丹生(にぶ)両村が合併して大内町となったとある。大内は「大川内」と同義語で奥上林の大唐内(おがらち)に通じるかなと思ったが、地形的に大唐内は大川内とは言いにくいようだ。それよりも丹生、小海(おうみ)の方が気になる。
つづいて匹見だが、島根県益田市匹見町という町は旧美濃郡に属し中国山地の山深い町である。津和野の東方にあり匹見川沿いの渓谷美で有名である。地形的には山間部で低地、低湿地という感じは全くないのだが範囲が広いので一概に言えない。地名辞典では檜木見に由来するとある。島根県と言えば世界遺産になった石見銀山が有名だが、匹見町にも銅山があり、国道191号線銅ヶ峠トンネル付近の堀越に銅山があった。その北方にはドウトコ山なんてのもあり、いかにもらしいところである。
石見銀山の間歩、甘南備坑。(2007.4.19)
最後に疋相(ひきそ)だが奈良県北葛城郡広陵町にある地名だ。隣町の河合町に郵政の研修所があり、永い研修だと3週間ぐらい入所していたことがある。授業終了後はよくジョギングをしており、この周辺まで走っていた。いわゆる丘陵地帯で、低地の観念は無かったが、ため池などは結構有ったように記憶している。歴史的に古い町で近隣に古墳や百済寺などの古寺もある。地名の起こりは真野七条成相里が音読みでヒキソとなったとあるが何のことか解らない。つづく
【作業日誌 9/2】
芝生広場A地区草引き
秋蒔き野菜床造り
今日のじょん:
じょん君店番の図。暇なのであくびをしておる。気合い入れて仕事せい。