2009.9.27(日) 晴
今年は古屋の滝観賞コースという軟弱と言えば軟弱、奥深といえば奥の深いコースに挑む。なんてことはない、昨年水源の里コースで苦労したので、楽をしようというだけのものである。あっぱれ号の荷台にバイクとヘルメットを放り込んで綾部温泉に出かける。軽トラに積んで来る人も増えてきたようで、田舎らしくていい。
会場に行くと時計屋の小林さんを見つける。本田味噌の本田さんも出場されているのを見つけて探し出す。20年も前になるだろうか京都トライアスロン協会を立ち上げた頃からの会員さんで、いまだ現役でバイクに乗っておられるのには感心する。
九時半過ぎにスタートし、草壁に着くと田んぼの中で土井さんが写真を撮っている。立ち話をしているとあっという間にどん尻になってしまった。
スタート風景、四方市長も応援。小林さん、本田社長も現役。
ゆっくりと大岩に向かう坂道を登って行く、両脇が杉木立で北山のコースを走っているみたいだ。大岩の滝には地元の岩崎さんがお茶の接待をしておられて、何人かが一服している。お茶を頂きながら、冬の話や昔の話を聴く。大岩の滝は水量が少なくて元気がないが、来月には地元の方が周囲の木を整理するとか、紅葉の季節が楽しみだ。
草壁から古屋、洞峠方面。
大岩でお茶の接待、仲良し岩崎さん
今は切り通しとなっているが両脇にはかつての京街道の跡が見られて、いにしえの旅人の姿を彷彿とさせる。もう一つ峠を越すと川面が段々近くなって、古屋の集落に到着する。府道を左にとって、おそらくこれが旧街道なんだろうが、公民館に到着する。古風な民家風の公民館でとてもらしい感がする。モルタルにアルミサッシにはなって欲しくない。ここでもお茶と栃のお菓子で接待を受ける。今日は洞峠のイベントもあり、その人達も利用するのだろう。
杉林の中の旧街道、公民館では茶菓の接待。
府道に戻る谷沿いの道もかつての街道だそうだ。 マリーと自慢の畑。 ゴールしたいつもの栃餅のぜんざいを頂き、参加賞など貰って帰る。このコースだと午後の開店には充分間に合うし、体力的にも余力がありそうだ。 振り返る国境の山々、初恋号は今日一日展示する。 【作業日誌 9/27】
府道に戻って帰路となる。峠から振り返ると頭巾山あたりの景色が素晴らしい。都から帰ってきた人達もこうして振り返ったことだろう。大岩では道をそれて二軒のお家の方へ降りて行く。かつては何軒か家があったのだろう、屋敷跡が残っている。水場の傍らに舞台の付いたお地蔵さんがあり、ひょっとするとかつての旅人が寝泊まりしたんじゃないだろうか。四国の御遍路道にもこのような建物がずいぶんあった。写真には撮らなかったが古屋の集落にもあった。
大岩の屋敷跡、舞台のお地蔵様、旧京街道
草壁に帰ってきて、日下部一族ゆかりの地を訪ねようかと思ったが、これは来年の楽しみにして、齋藤さんの家を訪ねる。娘さんご一家が来ておられて、すっかり気に入られているようだ。マリーも元気にしており、自慢の畑も見せて貰う。
なし
今日のじょん:ここんとこ毎日散歩の祭にヘイヘイとこに寄っている。凄く行きたがるくせにいざヘイヘイに出合うとシラッとしている。いずれ写真でお見せしよう。