晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

マーフィーの水道(3) 9/18

2009-09-18 | 日記・エッセイ・コラム

2009.9.18(金)曇

 いよいよ新取水口の取り付け日だ。ワクワクするんじゃなくてぞっとしている。あの草むらの谷に入らなければならない。ところが井上さんがレンガをあげるでと言われたので早速頂きに上がる。ガーデニングやじょんのび坂の境にレンガを使いたいと思っていたのだが、数が張ると予算的につらいので諦めていたところだ。200枚あるというので、じょんのび坂やじょんのびガーデンに有効に使わせていただく。うまくすればバーベキューの釜も出来るかな。Img_3036
 セメントレンガ、有効に使いましょう。

その上ジュンテンドーのバーゲンなんかがあって、恒例のホームセンターめぐりをする。てなわけで帰ったらもう3時、なんとか水道を開通しなければ。勇気を出して水源地に行く。ヘビは居ないけど蚊が怖ろしい。ここぞとばかりに寄ってくる。合羽とゴム長で完全装備をしているのだが、出ている顔をめがけて無数の蚊が寄ってくる。さっさと取水口の設置作業を終え、いよいよじょんのび谷の草刈りだ。ジャングルのような谷を刈って行く、ここでも大敵は蚊である。無事にヘビにもマムシにも合うことなく堰堤に行き着く。Img_3039_3

はしごを下ろして谷に入る。


その後ホースに水を満たし、両口をクランプで閉めて谷に入る。蚊に刺されてお岩さん状態で取水口に接続して工事は完了。ホース先端のクランプを祈るような思いで開く、おー出る出る。清水がほとばしる、当たり前だホース内は水道の水だもの。その後泥水がごぼっと出て、澄んだ水が出始めた。これって感激なのよね、北の国からのあの山水水道の出た瞬間を思い起こす。都会暮らしでは解らない感激である。Img_3038

清水がほとばしる。うれぴい。

 とりあえず取水口2号はうまく行ったが、何時止まってしまうかは解らない。泥抜き穴の大きさや、ペットボトルの角度など試行錯誤でやってくしかない。1号の改良もしておいて、次のトラブルに備える必要もある。

【作業日誌 9/18】
じょんのび水道開通(取水口2号)
大根白菜第一回間引き
じょんのび坂芝播種準備
レンガ運搬

今日のじょん:あっと驚く大ナメクジ。以前にお知らせした大ナメクジが今朝の散歩時に出現。これは見て見ぬ振りというわけにはいかぬ。積極的にかまいに行ったが気持ち悪いので制止する。家に帰って急いでカメラを持って戻る。じっくり見てくれい。Img_3035

14cmの大ナメクジ。 


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マーフィーの水道(2) 9/17

2009-09-18 | 日記・エッセイ・コラム

2009.9.17(木)快晴

 重しの石を取り除いて取水口を取り出そうとしたらびくともしない。バールを持ってきてこぜると少し動く。ごそごそ動かしてようやく取り出すと箱の中は泥がびっしりつまって、カニが這いずり回っている。予想はしていたものの、一年でここまで詰まるかという感じだ。この谷の最大の欠点は泥が多いことだ。その理由は堰堤工事により多量の土砂が入れられていることだろう。両岸はコンクリートで固められているが、底は土砂が入れられているのだ。それが微小の泥となって流れ出してくる。風呂桶に溜めているとあっという間に泥だらけになる。将来的にはこの泥を沈殿させ、清水だけを取り出す方法を考えているが、その前に試作を繰り返さなければならない。まずは取水時に少しでも泥を少なくする方法だ。この取水には矛盾した条件をクリアする必要がある。サイフォンとならなければならないので空気が入ってはいけないことと、泥を如何に減少させるか、あるいは取水口付近から泥を如何に流すかというところである。第一号の取水口では空気が入らないように、ある程度枡形にし、泥を抜くため下流側に小さな泥抜きを設けた。最初のうちは良かったかも知れないが、やがてこの泥抜きが詰まると箱が満杯になるまで泥が溜まってしまったようである。また上流側はゴミを入れないようにネットを張っていたが、泥の中の蟹などを狙った猪の牙で破られていたようだ。Img_3030
 
この泥抜きでは詰まってしまう。


  ネットを頑丈にする、泥抜き穴を大きくするなどの改良点が考えられるが、取水口第二号ではまったく違った考えで、取水口にペットボトルを被せ、上部に空気抜き穴、下部に泥抜き穴を設け、上流下流側にネット(焼き肉の網)を張った箱に45度ぐらいの角度で設置し、廻りを小石で囲む構造とした。取水口の角度や泥抜き穴の大きさなど確定できない要素が多く、期待はできないのだが、試作として作ってみた。
明日は実際に設置して試してみよう。Img_3032 Img_3033
ペットボトルの肩の部分に開けられた穴から泥が抜ける。このあと、小石を詰める。


【作業日誌 9/17】
取水口2号作製(完成)

今日のじょん:朝の散歩時はぽかぽかと暖かく、南向きの石垣はヘビの社交場と化している。今日は3匹目撃、あまりに近くなのでじょんが見るまで根気よく待つ。最初はいつものように知らん顔しているが、さすがに相手が動きだすと「なんじゃ」という感じで驚いていた。どーも見て見ぬ振りではないようだ。

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