晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

上林の秋 9/13

2009-09-13 | 日記・エッセイ・コラム

2009.9.13(日) 晴

 今朝は霧が出た。おそらく上林の初霧だろう。朝夕は寒くて夏の布団では寝てられない。ついこの間まで開け放たれていた窓や部屋の戸などしっかり閉め切っている。九月の中頃ってこんなに寒かったかなあ。気温は最低で17,8度ぐらいか。春のこの気温だとすっかり暖かくなってきたと言ってるんだが、秋は寒い。毛布を出した、こたつを入れたなどという話題も出てくる。
 寒いなんて言いながら半袖で暮らしているし、暖房も冷房もないこの時期がやっぱり一番いい時期なのかも知れない。
  上林の秋はなんと言っても収穫である。ここ一週間が稲刈りのピークだろう。今年は夏の日照不足で収量が少なかったり、青米があったりして芳しくないそうだが、作物を作るものにとっては収穫は一番嬉しい時だろう。我がじょんのびファームでは米はもちろん秋に採れる野菜は作っていないので季節感は無い。日に日に夏野菜が終わっていくので心寂しいだけだ。残っているのはオクラとプッコチ、ゴーヤぐらいだがもう飽きてしまって採る気もしない。
 次に元気なのが動物たちである。10日ほど前から鹿の鳴き声が盛んになってきた。発情期とあって雄が鳴いているそうだ。聞いている方はただイライラするだけである。奥山に紅葉踏み分けて聞けば情緒があるのかも知れないが、布団の中で聞くのはいただけない。熊情報も盛んになってきた。自転車旅行の際も丁度今時分熊が盛んに出没した。東北の山形、秋田、青森とまわっている頃で、国道といえども誰も通らない道などは、何とも怖ろしい感がした。道にはブナの実だろうか大きな実がゴロゴロ落ちていて、自転車走行が危険なほどだったが、実はブナの実の少ない年で、目撃情報は通年の倍とか3倍とかニュースになっていた。今年も柿や栗は成りが悪いようで出没件数が増えそうだ。Img_0655

2006.9.15 角館市

 今まで来なかった動物がじょんのびファームにもやってきている。食べられるものは総て片付けたが、それでも夜な夜な来ているようで、食べないはずの唐辛子までもいでかじっている。もっともそこまでで放ってあるが、、、。いよいよ柵を作らねばならない、何とも憂鬱な秋だ。
 秋の風物詩、紅葉も気配が見えている。昨日綾部に買い物に行ったら、街路樹や山の木が少し黄ばんできた。今年の紅葉は古屋の大岩の滝に行こうと思っている。里山サイクリングの時に紅葉すれば最高なんだが、、、、。

【作業日誌 9/13】
芝生B地区草引き

今日のじょん:夕方の散歩にかみさんと出かけたと思ったらすぐに飛んで帰ってきた。大きなイノシシが出たということだ。森井さん宅の栗を狙ってきたに違いない。栗の木のところを見に行くと、ガサガサとあさっている。カメラを持ち出したがもう逃げていた。イノシシはもともと昼行性だが、人間を怖れて夜に行動しているらしい。だから明るい内に出没しても不思議ではないわけだ。じょんはと言うと盛んに追おうとしていたそうである。首輪を放したらどうなるだろう。私は立派に追うだろうと思うのだが、、、、。

 

コメント
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