2011.4.18(月)晴のち雨
15日丸山に登った帰りに渡辺さんの家に伺い、蕗や椎茸の栽培の様子を見せて貰ったが、とにかく問題は獣害対策だ。椎茸については自慢の猿ネットで、猿の害は防げているということである。椎茸も立派なものが沢山出ており、ご苦労が偲ばれる。ところが数日後にその椎茸が猿の被害を受けたことを聞く。沢山作られているので全滅ということではないようだが、自慢のネットでも侵入されたことがショックのようであった。何でも下をめくって出入されていたそうだが、その方法を盗まれたようだ。
我が家の椎茸については無防備の際にすっかりやられたが、ネットを完璧にして出入りのドアも作ったので将に完璧だと思っていた。
それがだ、昨日数日採っていなかったのでそろそろ収穫しようかなと椎茸小屋に入って愕然、あるはずの椎茸が一本もない。渡辺さんは「猿はおいしい茎だけ食べて、傘の処は放していくで」とおっしゃっていた。ところが茎も傘も何にもない。まるで夢を見ているような雰囲気だ。犯人は猿以外にはないと思うのだが、一体どこから侵入したのだろう。ネットが破られている気配もないし、ネットの接地面も完璧に固定されているのだ。ドアの格子の間隔が広すぎるのかなあと思いながらその辺りに眼をやると、今冬の雪で破れ、補修したネットが少し緩んでいる部分が25cmほど開いている。ネットの端を梁に巻き付け、ビニタイで締めていたのだが、引っ張れば隙間が出来そうだ。その部分が丸くぽっかりと空いている。やられた、しかしここの弱点を見つけるか。猿の知恵は怖ろしい。
すっかりやられた椎茸と侵入口。
いつやられたかと考えるに、私は山に、かみさんは歯医者に行き、留守になった15日のことだろう。過去にも椎茸小屋を狙ってきたことがある。その際は隣の木小屋のトタン屋根をバタバタいわせてやってくるのだ。いつもその音に気づいて追い払ってるので被害が無いわけだ。猿とはいえやはり畜生だ、あの屋根をバタバタいわさなければ気づかれずに済むのにと思っていたが、どうもそういうことではないようだ。
そのトタン屋根に残されたうんP、猿のものだろうか。くそったれ。
つまり、バタバタいわして人が出てこなければ安全であるということを知っているのではないだろうか。猿を侮ってはいけない。
今朝も散歩時に鉄工所の横の畑に奴らが居た。すぐそばにヘイヘイがいるのだが、知らん顔だ。ネットも駄目、犬も駄目となれば次は何だろう。猿の惑星上林の知恵比べはつづく。
【作業日誌 4/18】
薪割り
道具収納棚作り
今日のじょん:今日もユキちゃんが来て、組んずほぐれつ半日遊んでいた。相当疲れたみたいで夕方から寝てしまった。