2013.4.4(木)快晴
以前に発見した地帯でも坂尾呂神社周辺でも鉄滓などは見つからなかった。やむなく鳥垣の里に下りて畑や道端、家の庭石などを見て歩く。まあ何とも怪しげなスタイルだ。山や河原などでの調査は誰も見ていないところなので平気なんだが、人里でうろうろするのは何とも気が引ける。
細かく見ることはできなかったが、いずれにしても何も発見できなかった。近くに来たので桜井さんのお宅による、残念ながらお留守であった。
帰ろうとしてふと庭石に目をやると、その上に茶色っぽい気泡のある石が二個置いてある。明らかに変わった石だからとおいてあるのだろう。
実は鉄滓というものの実物を見たのは2007年に島根や広島の資料館で見たぐらいで、しかもそのときはあまり興味も無かったのでしっかり見ていないのだが、どうも今回のものが一番よく似ている。
庭に飾ってあった2個と別の草むらの1個、同一の種類である。
もし、どこかで拾ってきたものと判明するなら、それが何かはわかることである。形状からして溶岩か鉄滓だと思う。
もし家の敷地か近所の畑だとすると鉄滓の可能性は大となる。こうなると気になって、他人の庭ながらうろうろと探し回る。するとどうだ別の場所の草むらの中に同様のものが落ちているではないか。こうなると現地で発見された可能性が大となるが、これ以上想像するのはやめておこう。本人に聞くのが先決である。
「それ、どっかの山に登ったとき記念に持ち帰った石や」なんてことになりかねないからだ。
小さいかけらだけ持ち帰る。かすかに磁性があるがなんとも判断のできないものである。つづく
【晴徨雨読】190日目(2007.4.4)武雄滞在
黒髪山と御船山という岩峰を登る。黒髪山は修験道の山で麓に公園などもあり、観光バスで多くの人が訪れていた。ただ、山に登る人はなくわたし一人で、堪能した。御船山は武雄市内にあるもの凄い岩峰で、一面はすばらしいフェースになっており、ロッククライミングの対象になっているそうだ。地元の人に聞いても登山道はなさそうだったので藪を漕いでピークに立ったが、頂上には祠がありこれも修験道の山らしい。二つの山と大楠の木、武雄温泉と満足の一日であった。
黒髪山と御船山の岩峰
【作業日誌 4/4】
ウッドデッキ柱立て作業
【今日のじょん】:鹿の侵入ルートは?
先般事故死した鹿はどこから来たものかじょんと一緒に推理してみよう。鹿は道路の真ん中に倒れていたようだが、当たる前はどこにいたのだろう。水島さんのお宅の庭に毛がたくさん残っていたのでおそらく庭の木をあさっていたのだろう。目立った食害は無いようだ。
クラクションが鳴ってから衝突音まで少し時間があったのは、道の右側にいた鹿がクラクションの音やライトに気づいて道に飛び出してきたのか、もうすでに道を渡ろうとしていて、車が止まれなかったかのどちらかだろう。
生け垣の右あたりにいたのが飛び出したか、そのあたりの道路を渡っていたかだろう。6,7m先の中央に血痕がある。ブレーキ痕は見当たらない。