晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

上林の盃状穴(15) 八幡宮-1  4/5

2013-04-05 | 歴史・民俗

2013.4.5(金)快晴

 八津合町西屋の郷社八幡宮は建武2年(1335)草創の古社である。祭神は応神天皇、伊邪那岐命、伊邪那美命、大山祇命で境内社も多くある大社である。
 桜の時期でもあり、府道からも満開の様子がうかがえる。

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 河牟奈備、葛禮本、坂尾呂の各社ではっきりした盃状穴を見つけることができなくて、やや消沈気味で境内に入る。手水鉢やその奥にある記念碑など見てゆくがそれらしいものは見当たらない。P1040229

 

手水鉢は舞殿のところにもあるが、いずれも盃状穴は無い。


 石段は道路側両部鳥居の下、舞殿のところの両部鳥居下、本殿前鳥居下と本殿左の境内社の前に二つの石段がある。ところがほとんどの石段が新しそうなものであったり、自然石のものであったりであまり期待できない。
 従って鳥居や灯籠の礎石を中心に探していく。
 すると二段目の鳥居の左の灯籠の台石に妙な穴を見つける。この灯籠には宝暦十三年(1764年)の銘がある。
 いわゆる横穴となっているのだが、このたぐいの穴はどこかで見たような気がする。どうもこれは自然のもののようだ。ところがこの灯籠のそばに何の役にも立っていない石が埋まっている。凝灰岩系の柔らかい石だ。土が乗っているが、どうも穴がありそうだ。持参のブラシで苔を落とし土を剥ぐ。でこぼこと大小4個の穴が出てきた。1個は直径が5cmで盃状穴らしき穴であるが、他のものは自然のものか、不完全な盃状穴のようである。一応擬盃状穴1個(5cm)としておこう。

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二つ目の両部鳥居左の灯籠の台石とその横にある石盤の穴

壱鞍神社神社の場合もそうであったが、盃状穴はこの緑っぽい凝灰岩系の石に穿たれているケースが多い。今回発見の擬盃状穴も同様の石で、何かに使われていたものがその場所に残っているか、捨てられたものだろう。
 周囲の石垣などを見ても古い岩石が使われている。おそらく石段などを新調した場合に古いものを流用したのだろう。つづく
P1040228



石垣に古い石材が再利用されている。

 【晴徨雨読】191日目(2007.4.5)武雄~佐賀
今日は自転車ならではの発見があった。江北町のカンカン石である。たたけばカンカンと音のするサヌカイトの石なんだが、知らない間はいったい何だろうと思う。このサヌカイト、この後讃岐はもとより各地でお目にかかり、随分と名所になっている。カンカンと乾いた金属音がするのだが、このカンカン石が一番いい音がした。観光名所でも旧跡でもないのだけど、自転車旅でしか見つけられない楽しい発見物であった。Img_3917
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カンカン石公園


【作業日誌 4/5】
ウッドデッキ柱立て二本

【今日のじょん】我が家に侵入する鹿は山の鹿と川の鹿がいる。府道で事故に遭う鹿は川の鹿だと思うのだが、その侵入経路がわからない。昨年までは堤防から小林さんの空き地を通り、府道に出ていたのだが、今年はそのルートの形跡がない
のだ。
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堤防の道には確実に来ているのだが、昨年あった土手の斜めに上がる獣道がない。

   
 
 

コメント
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