2013.4.7(日)雨
最後に府道側の両部鳥居周辺を観察する。一見何もなさそうなのだが、石段上部右の袖にそれらしい穴が見受けられるが、随分泥に埋まっている。
泥を掘り出して掃除すると、先ほどの石垣の再利用石と同様の盃状穴が現れた。直径は約9cm、右に小さめのものが1個ある。
以上が八幡宮の盃状穴の状況だが、はっきりこれだと言えるのは境内社下の石段上部にあるもののようだ。その周囲にある不完全なもの、再利用の石材にある大きな穴が盃状穴と言えるか、それとも何か別の用途のための穴か解らない。
こうなるといったいどう分類しておけばよいのか迷うところである。
擬盃状穴とか盃状穴とか勝手に決めこんで分類してきたが、そのことにどれだけの意味があるのか困惑してしまう。
自然のものでなく、人の手によって盃状に穿たれていれば盃状穴として判断しておいてよいのでは無いだろうか。擬という表現をやめて、完全、やや不完全、不完全をABCで表しておこう。もちろん備考も付記しておくことにする。
そういうことに決め、八幡宮の盃状穴について以下の通り分類する。
(1)府道側鳥居下石段上段右手
大1(径10cm)A
小1(径3cm)C
(2)舞殿の前左灯籠の横の石
中1(径5cm)B
小1(径3cm)C
その他擬盃状穴数個
備考:全体に人工のものか自然のものか判断がつかない。内面ざらつきあり。
(3)境内社下部石段最上段左の石材
大2(径7cm)A
小9(径2~3cm)C
(4)境内社下部石段最上段中の石材
小6(径2~3cm)C
(5)境内社石垣鳥居右石材左
大1(径9cm)A 備考:何かの用途か?
(6)境内社石垣鳥居右石材右
大1(径9cm)B 備考:左のものより浅く不鮮明
備考:上記石垣の下に放置された石材があり、スプーンカット状の穴あり、用途不明。
考察:二義的盃状穴として祈願などの目的で穿たれたと想像できるのは、(3)の2個である。その周囲にあるものは不完全で盃状穴をまねた子供の遊びかもしれない。(1)(5)(6)は別のところから移された石材のようだ。どこで何に使われていたか不明だが、何かの目的があって穿たれたものかもしれない。おわり
【晴徨雨読】193日目福岡~神湊
昨日から古代のロマン多き地域を巡っている。今日なんざ金印で有名な志賀島だ。金印の出てきた金印公園なども巡り、古代ファンには堪らないところだろう。ところがマイナー志向ならずマイナー嗜好のわたしにはどうもおもしろくない。教科書に載っているようなことより、えっと驚くようなこと、クスッと笑うようなことに出会いたいのだ。玄海は男気で有名である。どこに行っても一人客は泊めないってんでやたら高いリゾートホテルに泊まらされた。男気より商売っ気だった。
玄海の海はよろしかったですナ。
【今日のじょん】ワンワン運動会の動画を見て、店のお客さんたちが喜んでくれること。あれでかっこよく優秀な成績で終わっていたらおもしろくも何ともないから、ずっこけでよかったような気がする。
カワイコちゃんばっかしおいかけてるのだ。