晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

穴虫考(95) 香芝市穴虫ー17 7/25 

2014-07-25 | 地名・山名考

2014.7.25(金)快晴 穴虫考(94)は2014.7.14

 大坂山口神社、ゴボ山周辺を本来の穴虫と推測する今一つの理由は、今まで見てきた穴虫のいわゆる穴虫パターンと合致するからだ。穴虫パターンとは幾つかの穴虫に共通する地形的配置とでも言おうか、わたし一人が提唱する説で一般的なものではない。則ち、社寺などの祭祀場所ー谷や街道などで狭まった通路状の地形(穴地形と呼んでいる)ー葬地となっているパターンである。
 穴虫という地名は麓の祭祀地に着いている場合が多い。また、葬地というのは葬地、墓地を表す地名がある所で現実に葬地であるという確証は無い。
 穴虫パターンが偶然なのか必然なのかもっともっと調査地を拡げないと判断できないのだが、大坂山口神社ー参道の谷(別所谷と思われる)ー別所ヶ谷地名というパターンは将に当てはまるパターンなのである。P1030213
P1030208P1030207_2 
 

祀場所(大坂山口神社)~穴地形(参道の谷)~葬地(別所ヶ谷地名)

 ただ問題は、大坂山口神社あたりに穴虫という小字地名は残っていないこと、威奈大村骨蔵器と穴虫地名は関連が無いということである。つまり威奈大村骨蔵器が埋葬された時には穴虫という地名はなかったと考えられるのである。
 威奈大村骨蔵器発見地はゴボ山周辺という説が有力だが、その後もその辺りが葬地として存在したと考えても不自然では無い。別所ヶ谷とはまさに葬地としてつけられた地名なのではないかと思うのである。
 別所については別項「別所探訪」で探究しているところだが、基本的に産鉄の地という感触を得ており、柴田弘武氏の言う蝦夷俘囚の移配地というのは確証が得られない。しかし往生地、墓地という説も根強くあり、一部は柴田氏も認めておられるところである。すでに訪問を重ねている、菟原中別所(福知山市三和町)や小山別所(南丹市園部町)など産鉄の地としての確証は無いが、葬地、墓地としてははっきりしているのである。つづく

【作業日誌 7/25】
 隣家の栗の木伐採、玉切り

 【今日のじょん】あれ~トマトが落ちてるぞ、、、、
P1030483
ありゃあトウモロコシがすっかりやられてる。
森井さんとこの畑、もうそろそろ食べ頃かなと思っていた矢先にやられてしまった。カラス対策として鹿ネットを掛けておられたようだが、アライグマだかアナグマだかこういった類いの動物には効果が無い。トマトも右手のネットの下から取ったみたい。P1030484

 

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じょんのびアラカルト’13.7続々々編 7/24

2014-07-25 | 日記・エッセイ・コラム

2014.7.24(木)晴

 究極のウェア
 速乾性だのクール素材だのスポーツウェアには涼しいウェアが揃っている。確かにゴルフやサイクリングなどスポーツをしている時には涼しく感じる。ところが家でくつろいでいる時これはいただけない。肌触りは悪く、ちっとも涼しくない。そこで暑い日の家に居る時の最高のウェアは?と考えるとランパン、ランシャツなのだ。ランパンはインナーがついているのでパンツをはく必要が無い。そして通気性はピカイチなので、これだとクーラーいらずである。難点はそのまま仕事が出来ないのと、出かけるのもちと勇気が要ることだ。
P1030487_2
 くつろいでいる時はそれで良いとしても、庭仕事や畑仕事、草刈りなどの仕事をする時は長ズボンが必要である。あまりに暑いので短パンで畑に入ったらひどい目に遭った。虫刺されと草のイガイガでかゆくてたまらない。従来は綿のジャージを愛用していたが、裾が絞られていて結構暑い。作務衣のような涼しそうなズボンは無いものかと探していたら、恰好の作業ズボンがあった。
P1030473


690円は安い
 綿とポリエステルの混紡で薄くて裾開き、腰はゴムが入っているが紐もついている、前開きも付いていてなんと690円。庶民の味方ダイコーでの購入である。試しに一本買って使ってみて、良好なのでもう一本買ってしまった。
 軽くて涼しくて安い、ステッチが貧弱そうなのが気になるが、いまのところは最高の作業ズボンである。

 夏野菜万歳
 トマト、キュウリ、ナス、ゴーヤ、オクラ、三度豆、ピーマン、カボチャ
 この夏の野菜だが、ナスだけはどうも出来が悪い。夏野菜は食べて涼しい、身体を冷やすというが冷えて欲しいのだからそれでいい。陰だの陽だのおっしゃる御仁にはとんでもない食べ物かも知れないが、こんなに美味いものを食わない手はない。
P1030474


鶏肉と竹輪以外は畑で採れたもの。美味いはずだぜ。
 涼しいものと言えば、大葉と茗荷が最盛期である。実はこれ、栽培しているわけでなく、勝手に生えているものである。大葉などはあちこちに生えていたのを畑の一箇所にまとめたら恐ろしく増えて、毎年種が落ちで群生している。
 茗荷も一部買って植えていたら周囲にいくらでも生えていてあきれかえったのだが、どうも野生のものは色が悪くてまずいと思っていたら、これは収穫時期の問題であることが解った。つまり昨年までは茗荷の芽がしっかり現れてから収穫していたのだがそれでは遅いのだ。土の中に探さねばいけない頃に採ると色も赤く、ぷっくりと締まっていて味もいい。
P1030479 P1030480
 


蛇の恐怖におびえながら潜り込む、宝探しみたいで楽しい。
 大葉や茗荷を薬味として使うことで食欲も増し、涼しさも増すことである。買えば高いこれらのものをちょいと採ってきて使えるのは田舎暮らしの妙味である。おわり

【作業日誌 7/24】薪割り

【今日のじょん】
 最近天ぷらをする機会が多くなった。茗荷や大葉のてんぷらも美味い。問題は油の処理なんだが、専用吸い取り繊維で吸い取って捨てたりしていたのだが、畑に撒くと肥料代わりになると聞いて、花壇などに撒いている。
 昨晩も少し庭に撒いたら、きっちり何者かが来て掘り起こしていた。よほどいい匂いがするのだろう。というわけで畑に撒くのは止め、庭に縦穴でも掘って捨てるか。P1030478

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