晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

四獣士(2) 12/1

2013-12-01 | 日記・エッセイ・コラム

2013.12.1(日)曇り

 例えば熊の場合、目撃情報というのが新聞、ラジオ、有線放送などで報道されて注意喚起されるわけだが、荒らされた作物や果樹、脱糞の跡などは重視されない。これってヘンだと思うのよね。日時は特定できなくてもそこに熊が現れたということは間違いないのだからそのへんも取り上げてデータ化すべきと思うのである。
 もう一つ納得のいかないことは、目撃情報は一元的にとりまとめられていないということである。
 7月の熊襲来時にはすぐに警察署に連絡した。その時の担当者の言では、「駐在所や地元には連絡します」という事だったのだが、地元というのは自治会連合会のことと理解した。ところがその後のあやべ市民新聞に一区(地元自治会)の目撃情報はゼロと書かれていた。これはおかしいってことでかみさんが新聞社に問い合わせたところ、新聞社は市役所に取材しており警察情報は分からないと言うことだった。新聞社も市役所だけで情報がつかめないと知っていたら、警察署にも聞き取ればいいのにと思うところだが、本質的な問題は警察署と市役所は熊目撃情報について連携していないということである。市役所に届けられた情報は市役所で管理し、警察署に届け出られた情報は警察署で管理されているということである。
 これはどういうことかというと、どちらの行政も熊の出没に関してはあまり関心が無いということであり、市民の安心安全と普段声を高らかに言っていることがいかに嘘っぱちかということだ。
 駐在さんも睦合町では目撃ゼロという記事に首をかしげておられた。駐在所にも目撃情報が寄せられていたという。
 少なくとも熊に関しては目撃情報、爪痕、糞、被害状況を一元化して収集し、データ化することが肝要だと思う。
 熊をはじめ猪など人間に危害を加える可能性のある動物は、新世代の動物となっていると言われる。部屋の中に侵入して人を襲う、自動車を襲ってタイヤをパンクさせるなどという事件が数年前起こった。従来の熊だと考えられない行動だという。
 人が怖いからこそ熊除け鈴を鳴らせて退却させられるわけで、新世代の熊は人を怖がらないという。食べ物だって、山のドングリが少ない年にやむなく里に出ていたものが、里のおいしい高カロリーの作物を食べ始めると、山のドングリが豊富でも里の食べ物をあさるという。
 こういう熊や猪は絶滅させる他にない。山に返してもすぐに出てくること必定だからだ。そのためには今、あらゆるデータを蓄積しておかねばならない。
 肝心の猟師はとなると減少の一途だ。「雪中八策」でも述べたように、公務員化し
かない。
じょんのび糞図鑑
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2013.10.4 じょんのび坂 小さいが柿の種を含む、何者か不明。
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2013.11.10 東側隣家裏の柿の木の下、木の上部が二カ所折られ柿はすっかり無くなっている。巨大な糞は明らかに熊のもの。
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2013.11.14 じょんのび坂 猪の糞、牛の糞を長くしたような形状。種などは含まない。
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2013.11.18 じょんのび坂 ご存じ鹿の糞と食害にあった青木。

【作業日誌 12/1】
ジャガイモ、ヤーコン収穫、夏野菜片付け

【今日のじょん】コーギーのラテくん、モモ姉さんと息子のムサシ、ゆきちゃんも来じょんして大騒ぎ。相性の合わないのが何組か居て、結局全員繋がれる。これってドッグランの意味ないじゃん?
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ラテ君いい顔しておりマス、。モモ姉さんこんなでかい息子おったんかいな。

コメント
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