おとうさん、そんなににらまないで。 カニさんのように横に並んで歩きたいの。
昨日、お昼は久しぶりに、らーめん屋さんへ
次女の友人夫婦が新規開店、ちょいとご挨拶がてら、孫のS君をつれていきました。
昨日は2度目で、ということは 「うまかった」からです。
「ゆっくり出来てよかったね」と満足顔のは店をでました。
すぐに車の右側を、さっきの親子連れが歩いているのに追いつきました。「あの親子は?・・・」
「あ、さっき店ので一緒に、らーめんを食べていた親子たい」
車も人も赤信号でストップ、
後ろから下をむいてている
手をポケットに入れて、先に歩いているお父さん、
その親子連れに、フッと目がいった途端でした
「バシッ」 お父さんが、大きな手で、3才ぐらいの
男の子の・・・
頭を後ろから、叩いた。
子供は、ひとたまりもなく前に倒れました。
足の方が、先に宙に浮き、小さな顔を歩道の上に、真上から打ち付けてしまって・・・
男の子は、一人で素早く立ち上がりましたが、
見ていているお父さんは、手もかさずに、さらにもう一発 「バシッ」
車の中から、わたしが睨んでいたのに気がついたのでしょうか?
今度は少し手加減をしたので・・・倒れはしませんでしたが、は涙も流してはいないようでした。
お父さんが、しゃがみこんで男の子になにか話しかけていて、は、頭をコクリと下げていました。
「あ~、・・・あれが・・・児童虐待じゃないか?」 の場面を真のあたりにした私は
愕然
車を降りて 「なんばしょっと」と~
その時、信号は青に変わって、後ろには車が来ているので、発進しかありません。
走りながら後ろを振り向いてみると、親子連れは何もなかったような顔をして、
歩き出していました・・・ やはり手は、つないではいません
縦に一列に並んだままで・・・いました。
あの時、私はどうすればよかったの?
いまでも胸が、ず~んとなって・・・時々