悲惨な豪雨水害も自然なら、こうして新しい息吹も生む
自然の恩恵・・・
梅雨明けが待たれます。
7月6日
約束の16時の5分前ぐらいに整備工場からの電話。
「水に浸かってこられません!!」
「え? 今どこにいられますか!」
「未だ工場です」せっぱつまった声。
おりからの豪雨警戒発令、 工場が冠水したのかも?心配になってきた。
みやま市も全面的にに冠水していたとのニュースを後になり知った。
『あ、急がなくてもいいですから・・・車検期日まではまだ余裕がありますからね』
ところが、こちらも大変なことになってしまった。
福岡の長女から夕方になって電話、
「ニュースみたね、たいへんよ。
すぐそばの諏訪川が決壊するかもよ。荷物まとめて避難は
暗いからもう無理だろうけど、今すぐ2階に避難して!!」
まさかの一報だった。
おっとり刀でばたばた準備をして、階段往復数回して
荷物をかきあげた。
もうあたりは真っ暗で何もみえなかったが、懐中電灯を持って
そっと玄関からでてみると、農業用の小さな川からすごい勢いで濁流があふれていて道路の高さすれすれ
「わ~すごか!」
有明海の満潮時刻が午後10時過ぎごろで、諏訪川の上流付近が川幅狭く
曲がりくねっていて危険な状態だとわかった。
不安をかかえて、その夜はなかなか眠れなかった。
無事に一夜はあけたが、耳と目を覆うばかりの大きな災害が
福岡全県を襲っていた。そして我が町大牟田も・・・
翌日、テレビ、新聞の報道で思いがけない状況を
目の当たりにしたのです・・・
昭和38年の三川坑炭塵爆発事故、数年前の大雪で市内ほとんどの水道管破裂で断水、そして今度の大水害でまた全国に名前が知れることになった。
7月13日
今日もまた重い雲が頭の上を覆い、今にもザ~ッとふりだしそうで・・・
今夜遅くから明日早朝にかけて豪雨と風の予報
雨戸を閉めて息をひそめていたのです。