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古刹を巡る その20。真言宗智山派金剛山金乗院平間寺(へいげんじ)と言っても分からないかもしれないが、『川崎大師』と言って知らない人はいないだろう。
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このお寺は高尾山薬王院、成田山新勝寺とともに関東三本山の一つで初詣では全国3位、296万人(2012年)と大変な賑わいとなる。ただ、この数はどうやって計測するのかがいつも不思議である。
アクセスは京浜急行大師線で川崎大師駅か東門前駅から徒歩10分程度である。今回は川崎大師駅で降りて表参道を歩き、寺に向かったが、駅前の門をくぐると、ダルマの店や葛餅(久寿餅と書いてある)、佃煮の店などが立ち並ぶ。
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更に5分ほど歩くと参道が右に、さらにまた右折すると仲見世になり、その突き当たりが大本堂だが、考えてみると参道を大回りさせられていることに気づく。
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寺に近づくと大山門、潜ると大本堂が見えてくる。歴史はまだ浅いが、立派な建物で大きな赤い提灯と風鈴が沢山並べ吊るされている。靴を脱ぎ、中に入るがその天井の高さと広さに驚かされる。中には救世観音像など幾つもの仏像が安置されている。
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お詣りのあと外に出ると目の前に中興塔(八角五重塔)、弘法大師1150年御遠忌として1984年に落慶された見事な赤い五重の八角塔。右には不動堂。広い境内に他にも多くの建物が立っており圧倒される。
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仲見世通りには飲食店やダルマを売る店など100mくらいの両側にあるが、やはり何かイベントがないとあまりお客さんはこないみたいである。
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