伊勢湾フェリーに鳥羽から乗るとわずか55分で伊良湖岬に到着する。フェリーに乗るのは久しぶりだったが、たまに乗ると短い距離でも船旅気分が味わえてなかなかいいものである。
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途中、左に答志島、右に菅島、神島などほぼずっと陸地を見ることができ、天気も良かったせいか、波は穏やかである。電波の関係で高校野球の中継は何度も見えなくなったが、乗っていた時間は長くは感じなかった。対岸の伊良湖岬に到着する直前には『道の駅伊良湖クリスタルボルト』にもなっているフェリー乗船場からは伊良湖岬灯台まではほど近いように見える。
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実際にフェリーを降りてから伊良湖岬灯台駐車場まで車で3分ほど、そこから灯台までは海岸沿いを歩いていくことになる。砂浜には数多くの海浜植物、ハマボウフウやハマゴウ、ネコノシタ、コウボウムギ、アザミなどが繁っているが、その中にハマユウがひときわ大きく白い花を付けている。
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ハマユウはヒガンバナ科の多年草でこの『ユウ』は神道神事で使われる白い布の『ゆう』を指しているらしい。また、ハマユウは温暖なところに群生するが、その北限は年平均気温15℃にほぼ一致する。都内でも庭に植えられたり、鉢に植えられているものはよく見るが、これだけ群生するのはなかなかない。白い大きく細長い花びらが放射状にひろがり、紫色の雄しべが伸びる花が幾つか輪になって咲く美しい植物である。
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これらの植物を見ながら海岸沿いの砂の上を10分ほど進むと日本の灯台50選に選ばれる『伊良湖岬灯台』に到着する。残念ながら中に入ることはできないが、ほぼ周りを海に囲まれた灯台は絶景で遠くには神島が見える。かつて島崎藤村がこの地で『椰子の実』を詠んだ気持ちがよく分かる。別に椰子の実が流れ着いた訳ではなかったようだが、想像することができる。ハマユウの種も海を渡って来たのかも知れない。また、運がよければ沖にイルカが見ることができるようである。今回はフェリーの旅でも伊良湖岬でも見ることはなかったが。
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途中、左に答志島、右に菅島、神島などほぼずっと陸地を見ることができ、天気も良かったせいか、波は穏やかである。電波の関係で高校野球の中継は何度も見えなくなったが、乗っていた時間は長くは感じなかった。対岸の伊良湖岬に到着する直前には『道の駅伊良湖クリスタルボルト』にもなっているフェリー乗船場からは伊良湖岬灯台まではほど近いように見える。
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実際にフェリーを降りてから伊良湖岬灯台駐車場まで車で3分ほど、そこから灯台までは海岸沿いを歩いていくことになる。砂浜には数多くの海浜植物、ハマボウフウやハマゴウ、ネコノシタ、コウボウムギ、アザミなどが繁っているが、その中にハマユウがひときわ大きく白い花を付けている。
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ハマユウはヒガンバナ科の多年草でこの『ユウ』は神道神事で使われる白い布の『ゆう』を指しているらしい。また、ハマユウは温暖なところに群生するが、その北限は年平均気温15℃にほぼ一致する。都内でも庭に植えられたり、鉢に植えられているものはよく見るが、これだけ群生するのはなかなかない。白い大きく細長い花びらが放射状にひろがり、紫色の雄しべが伸びる花が幾つか輪になって咲く美しい植物である。
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これらの植物を見ながら海岸沿いの砂の上を10分ほど進むと日本の灯台50選に選ばれる『伊良湖岬灯台』に到着する。残念ながら中に入ることはできないが、ほぼ周りを海に囲まれた灯台は絶景で遠くには神島が見える。かつて島崎藤村がこの地で『椰子の実』を詠んだ気持ちがよく分かる。別に椰子の実が流れ着いた訳ではなかったようだが、想像することができる。ハマユウの種も海を渡って来たのかも知れない。また、運がよければ沖にイルカが見ることができるようである。今回はフェリーの旅でも伊良湖岬でも見ることはなかったが。
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