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この秋で最も嬉しいニュースの一つが『かんだ藪蕎麦』が復活したことかもしれない。それまで神田で人気を二分するもう一つの蕎麦屋に『まつや』があるが、その唯一の支店が吉祥寺の東急百貨店の9階にある。
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漫画で蕎麦の記事を読み、新そばになっていることを思い出して、ふと蕎麦をたぐるために、平日夜に一人で蕎麦屋に向かう。昼間や土日は混んでいるが、平日の8時前ならばがらがらだろうと思ったが、あにはからんや、小生のような中高年が1人ビールを飲んでいるだけでなく、あまり若くないご婦人が2人でお酒を呑んでいたりと結構人はいる。
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席に座り、先ずは瓶ビール中瓶1本と焼き鳥を頼む。早速、冷えたグラスと瓶ビールが登場、やはり仕事の後のビールはうまい。添えられた練り味噌には煎った蕎麦の実が入り、食感もよく、練り味噌の風味との相性が中々のもの。
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次に登場の蕎麦屋の焼き鳥は串に刺さらず、返しで味がつけられており、独特。この店は焼きネギがひかれ、練り辛子が添えられているスタイル。やや甘めのタレがビールによく合う。あっと言う間に飲み干して、間をおかずに日本酒をぬる燗でいただく。
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少し酒を楽しんだ後、小エビ天盛せいろ(1188円)を注文、比較的早くやってくる。
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小エビ天盛の天ぷらは小エビ2本付けが2つ、海苔、シシトウが各1つ。まず、シシトウを肴に酒を飲むが、胡麻油の香りがたまらない。蕎麦もあまりに美味そうなので堪らず一箸。東京の老舗にしてはやや甘めのつゆに角の立った丁度よい太さの蕎麦に箸が止まらない。気がつくと天ぷらを残してに蕎麦だけ半分は食べている。
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天ぷらも小エビというより、さいまきに近く、甘い身とパリパリの尻尾がうまい。多分、塩でもいいだろう。蕎麦を早く食べ過ぎたので追加のせいろを1枚、ついでに薬味のネギももらう。燗酒を飲みつつ、天ぷらと蕎麦を交互に食べてあっという間に終了。湯桶に入った蕎麦湯もいい香り、十分満足した。
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周りの同胞たちが何を頼むか見ていたが、やはりせいろ系を頼む人が多い。ラストオーダーの20時半には満足してお勘定、4000円でお釣りが来るぐらい、たまの贅沢。
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(最後は神田本店)
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神田まつや 吉祥寺店
武蔵野市吉祥寺本町2ー3ー1
東急百貨店吉祥寺店9階
0422221722