hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

湯桶読み・重箱読み

2014-11-03 05:00:26 | 日記

『改めて知る漢字』シリーズ その2。自分の姓が『重箱』読みだからか、結構こうした読み方には気になる。

重箱読みとは『音読み+訓読み』の読み方で小生の苗字のように高(コウ)+坂(さか)は異例な読み方である。そのため、高速道路のサービスエリアや東上線の駅同様に『たかさか』さんですかと言われることは数知れずである。

これに対する読みが『湯桶』読み、『訓読み+音読み』である。いずれも漢語と和語の合成による言葉でそれ程多くない。

例えば『重箱読み』は残高、番組、本屋、桟橋といった違和感の無い読み方、工場(こうば・こうじょう)、蝶番(ちょうばん・ちょうつがい)といった普通の読み方もあるものなど色々ある。
『湯桶読み』は雨具、株券、手帳、見本などあるが、こちらにも首長(くびちょう→市長と識別するため)、市立(いちりつ→私立と区別するため)、化学(ばけがく→科学と区別するため)とわざと湯桶読みにするものもある。

では苗字はどうであろうか。じつは重箱読みの苗字は角田(かくだ)、正田(しょうだ)など『田が下につく』ものが多く、ほかにも鹿島(かしま)、高村(こうむら)など。湯桶読みの苗字は中条(なかじょう)、有藤(ありとう)、川藤(かわとう)とあまりない。


やはり、重箱読みも湯桶読みも異例な読み方で、読む方も読まれる方も違和感を感じる読み方なのかしれない。