hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

大田黒公園

2014-11-24 05:00:00 | 日記
今回の3連休は天気が安定しており、気温も比較的高く、まさに紅葉見物にはもってこいである。テレビでは京都や日光(日光はもう遅いみたいだが)などの絶景を伝えているが、地元杉並区にも紅葉の名所はある。その一つ大田黒公園は荻窪駅からやや南に10分程度歩いたところにあり、小生の家からも3.5km程度でちょうど散歩に良い位の距離、昼前に家を出て1時過ぎには到着。既にかなりの紅葉見物客が既に来ている。

大田黒公園南の信号の先に正門が有り、門から中に入ると銀杏並木が70m続く。そこには樹齢100年以上のイチョウが27本、とても元住宅とは思えぬ規模である。

中に入ると正面に池が配されている。その周りには真っ赤に染まったもみじなどいくつかの樹木が紅葉しており、池にその姿が映り美しい風景となっている。池には大きな鯉がゆったり泳ぎ、周りは静寂の中に包まれている。秋の斜めから来る日の光にもみじの葉が照らされてキラキラと光る様は絶景としか言いようがない。



橋を渡り広場に出るとその真ん中には松ともみじが隣同士に植えられており見事なコントラストとなっている。その向こうにはスタンウエイ社のピアノなど音楽家であった大田黒元雄氏を偲ばせる品々の置かれた記念館がひっそりと立っている。隣には茶室が設えられており、ここだけ武蔵野がそのまま残されている感じがする。



その先には事務所などがあり、この小さな公園は見終わるが、その前にはイチョウの黄色、もみじの赤色、椿の緑色、そして空の青色がひとつの写真に収まる場所がある。鳥の声しか聞こえないこの場所は11月28日からライトアップもされるらしく、夜の庭園もぜひ見てみたくなる。杉並区もなかなかのもみじの名所があることを再確認した。