hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

木場駅

2014-11-12 05:00:37 | 日記

『metroに乗って』その9。今回は東京メトロ東西線木場駅である。東西線は大手町、日本橋、茅場町とオフィス街を通り、門前仲町を経て木場駅に到着。

1967年開業時の終点東陽町駅の一つ手前で江東区木場にある。駅前は三ツ目通りと永代通りの交差点に近い。


まず、駅の裏には繁盛稲荷神社がある。これはデパートの大丸の始祖である下村彦右衛門が1757年に創建したもので明治末に大丸江戸店閉店の折に社殿は根津嘉一郎にひきとられた。その後、1960年に根津氏より再度社殿を譲り受け、再建したものである。往時は大変信仰され、周辺の橋が繁盛橋といわれたらしい。

この辺りは地名の由来通り周辺には木材関連の倉庫や貯木場があり、それを運河が結んでいたが、新木場に貯木場が移転、今は主に公園などになっている。駅のから東に向かうと橋があるが、その下には川はなく駐輪場になっており、その先が木場親水公園。川波衆のブロンズ像がある。


公園に沿って歩くとすぐに首都高速の木場ランプの歩道橋にぶつかる。歩道橋を越えると木場橋、しかし、その下も小さな川がある程度。

まっすぐ行くと三ツ目通りを挟んで木場公園になるが、その手前にはA寝台車を改造したレストランがあり、うたい文句は『オリエント急行で修行したシェフが日本の最高級の寝台車を改造したレストランで腕を振るう』とある。


木場公園は24.2haもある埋め立て地らしいフラットな公園。イベント池があり、10月の祭りでは角乗りも見れるとか。今は鴨や鳩の休息場である。イチョウの黄色が鮮やかな先には葛西橋通り、その先に仙台堀川が流れており、またもや親水公園となっている。



下町だからゴチャゴチャした風景を想像したが、開けた公園の多い秋の似合う美しい町である。