hokutoのきまぐれ散歩

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データのみからの交流戦分析~阪神を中心に

2016-06-01 05:00:42 | 日記

5月31日からプロ野球ではセパ交流戦が始まった。初戦は楽天則本昂大の好投に打線は沈黙、いいところなく落としてしまった。

ところで交流戦自体は2005年から開始したのですでに11年目に入る訳だが、どうもセントラルリーグの分が悪い。一方でセントラルリーグは上位と下位にあまり差がないが、例年、交流戦が終わって見ると大きな差になってしまうこともある。そのあたりをまずは阪神タイガースのこの5年間の交流戦対戦成績に絞って検証してみたい。

阪神タイガースは他のセントラルリーグ球団同様あまり交流戦は強いとは言えず、5年間のトータルでは50勝60敗4分と勝率.454である。ではチーム別の対戦成績はというと最も負け越しているのがオリックスで5勝14敗、5年間で勝ち越した試しがない。(2012年だけが2勝2敗)次に楽天が7勝12敗となっており、なんとなく今調子の良くないチームには分が悪い。

一方、唯一大きく勝ち越しているのがロッテだけで11勝5敗3分。不思議なことに5年間で阪神タイガースが負け越しがないのである。

こんな不甲斐ない成績ながら、セントラルリーグの中で比較すると、10年間の通算成績では巨人が147勝126敗、勝率.538とトップ、中日が140勝132敗で2位、何と阪神は3位で136勝136敗と5割なのである。逆にダントツに弱いのはDeNAで105勝170敗、勝率.382、ついで現在首位の広島で114勝158敗となっている。

セントラルリーグ側の意向で2005年は36試合あったものが、2007年から24試合、2015年から18試合と縮小はしているが、やはりペナントを左右する重要なゲームになることは間違いない。実際のところ、あまりいい投手に当たらないことを祈るのみなのかもしれない。