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夏が近づくと葛桜や水まんじゅう、わらび餅などプルンとした和菓子が登場する。小生は甘いものに目がないという程ではないが、夏のプルンとした食感は結構好きな方である。
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そんな中でつい先日夕刊の記事であったか、食品スーパーに並んでいるわらび餅を製造する明日香が『ラムネわらび餅』という新製品を出したと聞いてすぐに探し出した。
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実は明日香はスーパーにわらび餅を納入する最大手で100円ほどで買える団子や餅菓子、わらび餅などが主な商品。わらび餅はかなりのシェアを持ち、新製品開発も積極的。関西を中心に『ハチミツレモン味のわらび餅』も販売している。
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小生も日頃より通常のわらび餅や抹茶味は食べているが、あまりわらび粉が使われている感じはない。まあ、この値段ならやむを得ないが。ラムネわらび餅は通常わらび餅についている黒蜜やきな粉の代わりに『しゅわしゅわパウダー』が添えてある。まずはパッケージを開き、何も付けずに食べてみるが、普通のわらび餅と大差ない。
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そこで例の粉を出して、わらび餅に付けて食べると確かに少し酸っぱくシュワッとした感じがする。これはラムネなのか、わらび餅なのかわからない新食感である。そうか、子供の頃舐めた『渡辺のソーダの素』を舐めた味なのである。
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連れ合いに食べさせると『駄菓子じゃないの』の一言、それきり拒否された。確かにそうかもしれないが、面白くてワンパック食べてしまう。殆どデンプンで造られたわらび餅もソーダの粉を付けると結構面白い。ただ、次買うかはあまり自信がないが。
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