hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

アジサイの切手

2016-06-16 05:00:01 | 日記

『切手シリーズ』その59。先月の切手は5月にちなみ『鯉』と『こいのぼり』であったが、6月はやはり『あじさい』の図案の切手を取り上げてみたい。

最初にあじさいの図案が取り入れられたのは『花シリーズ(1961年)』かと思いきや、6月の花はハナショウブである。

そして、切手の意匠になったのは1966年に新動植物国宝図案切手の25円の普通切手である。このアジサイはやや濃いグリーンをバックにした切手であった。しかし、これを1972年に図案の変更を行い、25円のアジサイの切手もバックをやや明るいグリーンに変更した。ちなみに25円の切手はこのアジサイの切手以降は発行されていない。

では、記念切手だが、唯一発行されているのは1992年の切手趣味週間で山口蓬春氏の『榻上の花』という作品にアジサイが描かれている。

実はもっとも多グリーン発行されているのが、ふるさと切手であり、最初に登場したのが、2001年5月に発行された山口県のうちの1枚である。

さらに2004年6月に発行された神奈川県の花シリーズの1枚で、これには紫とピンクのアジサイが描かれている。(冒頭の写真)また、2005年4月に発行された北陸3県のうちの1枚がアジサイの図案である。これはかなり個性的な図案となっている。

他にも、2006年6月に発行された新潟・長野のうちの1枚。背景には佐賀県唐津市の見返りの滝が描かれている。

調べて見ると意外に多い、やはり身近に何処かに咲いている花、そんな気がするアジサイの切手である。