hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

蔵の街、栃木市を歩く(1)

2016-06-02 05:00:40 | 旅行

今日は栃木市をぶらり歩いてみる。栃木市は栃木県3番目の市だが、江戸時代は市内を流れる巴波川(うずまがわ)を利用した水運と日光例幣使街道の宿場町として栄えた商都で小江戸として有名。戦火を免れたため、蔵や寺院、古い商家などが立ち並ぶ街並みが残されている。

JR両毛線栃木駅を降りるとその近代的なあたかも新幹線の駅のような立派な造りに驚く。観光案内所で地図をもらい、まずは巴波川沿いに市の中心部に向かう。

駅の左方向に向かうと三角のビルがあり、カトリック教会を過ぎると川沿いの遊歩道に出る。川は細いがその先の瀬戸河原公園で2つに分かれており、その先は巴波川となる。


その先に巴波川橋があるが、その横に塚田歴史伝説館があり、ここからは川下りの船が出ている。かつてはこの川を利用して水運で栄えた町であることを彷彿させてくれる。(冒頭の写真)

また、巴波川橋からの黒塀の光景は栃木市の観光案内などの表紙を飾るような代表的な風景である。


その先をさらに登っていくと幸来橋、倭橋と続くがこのあたりも絵になる風景である。さらに川風も気持ちよく、さらに歩く。 川の水はそれほど綺麗ではないが、川の中には鯉が多数いて流れの速いところは必死に泳いでいる。

すると川沿いに横山郷土館という江戸の商家と両側に大谷石で作られた立派な倉庫が登場。じつはこのあたりから左に市役所に向かう堀もあるようだ。


その先には常盤橋、このあたりまでが遊歩道として整備されている。川沿いにはレトロな建物をカフェに改造したものもあり、時間があればゆっくりしていたくなるような場所、しかも今も現役の街並みである。

しかも、観光地としてだけでなく、今も普通に人が生活しているところがまち歩き好きには答えられない。このあたりで巴波川とは別れ、町の中心部に向かう。(以下、次回)