hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

甘酒横丁

2016-10-25 05:00:41 | 日記

『東京横丁探訪記』その1。『横丁』というと何を想像するであろう。意味は表通りから横に入った道路のことでこれには路地も含まれる。その道幅も様々であるが、まあ、店が立ち並び、人が行き交うことができるあたりのものを指す。そんな◯◯横丁とつくものを一つずつ探訪してみたい。まあ、一回行った程度ではわからないことは承知しているが、百聞は一見にしかずともいう。


第一回は近場で『甘酒横丁』にお邪魔して見る。場所は地下鉄日比谷線人形町駅を上がってすぐの所にある。甘酒横丁の信号を曲がると左右に店が並ぶが、横丁の名前の発祥は角にある『玉英堂』。


この地に尾張屋という甘酒を扱う茶屋があり、甘酒屋横丁と呼ばれていたのである。玉英堂がこの地にできたのは1954年だからその茶屋の系譜を残している訳ではないのだが。

甘酒横丁はここから明治座の方向に約200m続くが、名物の店はここからほど近い所に多い。例えば鯛焼きて有名な『柳屋』、いわゆる天然物と言われる1匹ずつの鋳型を使い丁寧に焼いているため、時間が掛かるが、味はいい。店の中に列を作れるスペースがありため、外から見ると並んでいないように見える。

その向かいあたりにあるのがほうじ茶が有名な森乃園、がんもどきが人気がある双葉など。その先にある鳥忠のたまごやき、おせんべいの亀井堂、志之多寿司のいなり寿司も有名。因みに志之多寿司は神田が有名であるが、こちらが本家である。


さらに歩くと居酒屋の山葵、酒の店笹新は老舗。小生はこのあたりの焼き鳥屋のレベルはなかり高いと思う。


もちろん、お土産物や着物を扱う店、蕎麦屋や関山のような持ち帰り寿司、東京ラーメンの直久、トンカツなど美味い店も多い。


しばらく行くと左側に日清紡の本社が出てくるが、このあたりど横丁は終了。その先の公園には歌舞伎の弁慶の銅像が建っている。

浅草に次ぐ観光地人形町の中でも風情が残る甘酒横丁は日中に歩いても面白い店が数ある散歩コースである。