今年の日本シリーズの盛り上がりはすごいものだ。実は2015年はヤクルト1ー4ソフトバンク、2014年は阪神1ー4ソフトバンクとあまり盛り上がらない日本シリーズが続いた。2013年の巨人ー楽天以来の盛り上がりである。ただ、この時は楽天側から見て●◯◯●◯●◯となったので今回のようなホームチームが必ず勝つのは2011年の中日ーソフトバンク以来である。この時はソフトバンクから見て◯◯●●●◯●となったのだが、最後の試合以外は全てホームチームが勝利を挙げている。常にホームチームが勝ったのは2003年の阪神ーダイエーであり、ダイエーから見て◯◯●●●◯◯となっている。
では今回はどうなるのであろうか。勝利の仕方も広島と日ハムでは全く異なり、広島は完全に一方的な勝利、日ハムは全て逆転勝ちである。先発は広島が野村、日ハムは増井のようだが、最終戦があれば広島が黒田、日ハムが大谷であろうか。
試合展開は分からないが、競った試合になると抑え不在の日ハムが不利だが、意外に代役の谷元、宮西、バースあたりが広島に通用しており、反面、しっかりした継投をしてきた広島の今村、ジャクソン、中崎がそれぞれ失敗している中継ぎ,抑えが完璧に有利とも言えないきがする。
打撃はもっと分からないが、やはりポイントは広島のエルドレッド、日ハムの中田、レアードの一発が帰趨を決める可能性が大きい。
天気予報は土日ともに曇りで雨はなさそうであるため、6戦で増井が好投した場合は日ハムが、有利になるような気がする。さらに打撃に自信が付いてきた日ハムの西川、広島の鈴木あたりが思わぬ働きをするかもしれない。
最後に小生の第6戦の予想だが、4ー3で日ハムが逃げ切るのではないかと思う。さらに最終回に逃げ切りをはかろうとして失敗するリスクも考えた上で大谷をベンチに置くのではないか。(試合展開にもよるが、大谷代打は考えにくい。)もし広島が勝った場合、第7戦は黒田と大谷のインパクトプレイヤーの対決になるだろうが、その場合は予想不能である。
まあ、ともかく見過ごせない戦いはまちがいないであろう。楽しみな週末である。(脱稿10月28日18時)