hokutoのきまぐれ散歩

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阪神のドラフト2016

2016-10-27 05:00:28 | 日記

2016年のドラフト会議を終えて不思議なことに阪神タイガースの指名が結構話題となっている。これは昨年の高山俊や2012年の藤浪のような大物選手獲得に関するものではなく、殆ど他球団がノーマークの選手、しかも投手があたり年と言われる2016年に野手を1位に指名したことであろう。何しろ会議の会場でブーイングが起きたと報道されたほどである。

ちなみに阪神が1位に指名したのは大山悠輔という白鴎大学の三塁手である。大学日本代表の4番も打ったことのある逸材だが、スポーツ紙はセパ12球団で野手を指名したのは阪神と巨人の2チームのみ。
しかも阪神の指名が予想されていた佐々木千隼は1巡目は誰も指名しておらず、2周目でも大山を指名できたのではないかという批判すらある。
しかし、このドラフトの結果を云々するならばここ数年に獲得した選手の活躍振りからスカウトの眼力を比較するしかない。

阪神のドラフトの状況を見てみると、2015年は1位高山、2位坂本の明治大学コンビ、さらに5位青柳は一時は先発に名を連ね、6位の板山もブレイクと6人中4人が活躍した。
2014年は1位の横山(投手)は伸び悩んでいるが、3位江越は大型野手として期待できる。

2013年は当たり年で1位岩貞、2位横田、3位陽川、4位梅野、6位岩崎とかなり高い確率で今年は一軍で活躍している。

2012年は1位藤浪、2位北條、3位田面。藤浪は新人から活躍したが、北條もあと一歩でレギュラーまで来ている。

これを見ると最近は阪神のドラフトの成功率もかなり向上して来ており、スカウトの目と監督の考え方を信じて我々ファンは応援してもいいのではと思うのである。

一方でそれ以前のドラフト1位選手を見ると2006年小嶋投手(希望枠)、2007年は白仁田投手、2008年は蕭投手、2009年は二上投手、2010年は榎田投手、2011年は伊藤外野手となっているが、残念ながらあまり活躍が目立つ選手がいない。これと比較すると最近の方が確率が高くなっているとは思えないであろうか。小生は今年入団選手が大化けしてドラフト会議後の報道がいかにいいかげんなものかを証明してもらいたいものだ。