hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

江戸橋

2016-12-13 05:00:20 | 日記

『ぶらっと橋めぐり』その19。今回は日本橋川に架かる江戸橋を渡ってみる。江戸橋の上には昭和通りがとおり、とにかく幅は44mもある橋である。

歴史は古く、1631年というから江戸時代の初期に作られた。場所は現在の橋より60mほど上流にあったと考えられるが、魚河岸と倉庫街をつなぐものであったと考えられる。今の江戸橋は1927年に関東大震災後の復興事業の一つとして昭和通りが作られた際に架けられたもので走っているとあまり、橋の感覚がない。

その後、日本橋川沿いに高速道路が作られ、川幅が広いこの辺りを使って川の上には江戸橋インターチェンジが作られたのである。

橋を渡るとすぐ横には新しいビルが作られ、反対側には野村証券本社、また、小さな通りを挟んで日本橋郵便局がある。この日本橋郵便局こそ郵便局発祥の地である。(東京中央郵便局ではない。)日本橋側から橋をわたると銀杏並木が黄葉しており、美しい。

あまり覚えている人もいないかもしれないが、都営地下鉄浅草線日本橋駅は1967年の開通から1989年まで江戸橋駅と称していた。当時から銀座線日本橋駅とは乗換ができたが、200mも離れていたため、別の名前をつけたようである。

江戸橋はあまりに幅が広く、道路の一部のようになってしまっているが、並行して架けられた送水管の上にはカモメがとまり、下には広々とした日本橋川が流れており、立派な橋であることを再認識した。