hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

亀島橋

2016-12-15 05:00:34 | 日記

『ぶらっと橋めぐり』その20。今日は亀島橋をぶらっと渡ってみる。亀島橋は日本橋川の支流亀島川に架かる橋であり、上を八重洲通りが通り、東京駅から深川に向かう都バスが通過する橋である。場所は地下鉄日比谷線八丁堀駅から約1分のところにある。

『亀島』とは付近の古い地名だが、そもそもは町に瓶を売るものが多く住んでいたという説と町内の入堀の地蔵橋が架けられた亀に似た小島があったという説がある。橋はかなりフラットな橋で欄干が亀の甲のような模様が施され、両端には丸い可愛らしいランプが付けられている。


橋の袂には芭蕉の句碑『菊の花 咲くや石屋の 石の間(あい)』が残されている。その隣にはこの辺りに住んでいたとされる東洲斎写楽と平賀源内の解説板。さらになぜか銀座の柳・四世が植えらている。

橋の上から上流を見ると新亀島橋の向こうに日本橋水門、さらにその先には東京スカイツリーを臨める。

一方、下流には高橋が見える。

反対側に渡ると堀部安兵衛の顕彰碑もある。川沿いにはツワブキの花が咲き乱れ、川面には渡り鳥たちがノンビリと浮かんでいる。

昔はこの先に桜川とも言われた八丁堀があり、それこそ目明しや同心が住んでいたのだろう。そんなことを考えながら歩いて見るのも面白い。