ポインセチアを買いに久々に三鷹農業公園に行く。だんだん、冬が近づくとここにも茶色と常緑樹の緑ばかりになってくるが、ひときわ鮮やかなのが公園の中心部にあるイチョウの黄葉。今日は風も少なく、与謝野晶子の句のように『金色の小さな鳥の形して…』ていう感じである。
他には濃いピンクの山茶花がまだ花をつけているくらいと思ってあるいていると3メートルくらいの高さから見下ろしているのが皇帝ダリアである。
昨年もこの一角に美しいピンクと紫の間のような大きな花をたくさんつけて咲いている。幸いに今年は霜があまり降りていないので葉の方もしっかりしている。
毎年、この高さまで伸びて、よく風で倒されないなあと茎を見るとあたかも竹のように節のある太い茎。
これですっくと立つ様はまさに皇帝の風格である。後は霜が降りないことを祈るのみである。