hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

尾張屋支店〜浅草ランチグルメ

2016-12-23 05:00:27 | グルメ

店の名物には時々無性に食べたくなるものがあるが、私にとっては尾張屋の天丼などはまさにその部類だ。雷門近くには『葵丸進』『三定』など老舗天ぷら屋も数多いが、私はこのシンプルな天丼がこのみである。

店は11時半開店だが、少し前から客をいれたのか、11時35分で概ね満席。私は横2人だけの席に通される。天丼だけでも車海老の天丼上(2300円)、中海老のみを乗せたもの、卵でとじたものなどあるが、シンプルには天丼(1600円)に決める。

すぐにお茶とおしぼりが出てくる。お茶を啜っていると、前のおじさんは酒と天せいろを注文。横2人席のため、前の席がよく見えるが、燗酒にそば味噌と寒い昼にはもってこい。うらやましいと見ていると天丼到着。

トレイに乗り、蓋をした丼から海老の尻尾が飛び出している。あとは結びかまぼこと麩が入ったお吸い物。香の物はキュウリ3切れ、沢庵2切れ、柴漬け少々。丼の蓋を開けると名物の大きな海老が2匹、車海老だと700円増しだが、重箱になるようだ。

早速、丼のエビを持ち上げひと口、少し辛目のタレが塩梅よく掛かり、揚げたてのパリっとした衣、甘い身の調和がいい。ご飯もかなり熱いがタレが程よくしみて美味い。あとを引く味で熱中してついかきこんでしまう。

香の物も浅漬けのキュウリがサッパリ、箸休めにはいい。早飯にならないように心掛けても箸が止まらない。

あっという間に完食。やはり美味い、自分にとって3大丼の『尾張屋の天丼,梅林のかつ丼、あった蓬莱軒の鰻丼(ひつまぶし)は外せないが、特にここの天丼は好きである。たまには車海老にもお目にかかりたいものだ。

尾張屋支店
台東区浅草1ー1ー3
0338418780