hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

『It's a Sony展』

2016-12-06 05:00:05 | 日記

来年には取り壊し、リニューアルする計画のあるソニービルでは現在、カウントダウンイベント『It's a Sony展』と題して歴代の商品とともにソニービル50年を振り返るイベントが開催中である。


まず、1階に入ると黒でできたSonyの文字がお出迎え。そこから1フロアごとに企画を凝らした展示がなされている。


当時の雑誌ポパイとともにトレンドであったソニー商品を各界の著名人が紹介しているが、その中で私の目を引いたのは1973年に売り出されたスカイセンサー5800というラジオである。現在の社長である平井一夫氏が始めて買ったソニー商品として紹介しているのだが、当時ブロードキャスディングて言って海外の日本語短波放送を聞くのが流行っていた。例えば南米のアンデスの声などという放送に手紙を送り、べリカードを集めるのに私も親にねだって買って貰った機種である。


その上のフロアは日本初のトランジスタラジオや天皇陛下が女官を呼ばれる際にお使いになったインターホンなど珍しいものが時代順に並び、ソニー坊やなどを久々に見た。



画面が回り縦にも横にも置けるテレビ、カセット・ラジオ・テレビ一体型のマシンやフラミンゴという携帯できるレコードプレーヤーなどソニーの創意工夫が詰まったけどあまり売れなかった商品も並んでいるのが面白い。


さらに時代は飛んでウォークマンの猿のCMやカセットテープからMDまでの展示。ソニーが生産していたMSXやワープロ。さらに日本初の有機ELコンパクトテレビなど我々の世代なら懐かしいと言わない人はない展示会。



限定品のラバーストラップも販売、ガチャガチャの機械で出たのは初代ウォークマン型の物であった。もちろん無料である。(〜2017/3/31)