hokutoのきまぐれ散歩

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早慶第一回戦観戦記

2017-05-28 05:00:17 | 日記

今年の東京六大学野球は中々の混戦、第6週まで終わった時点では全敗濃厚な東大以外は全てのチームに優勝の可能性があった。しかし、第7週の立明戦で立教が粘って3戦目に勝ち、勝ち点を4に伸ばした。まだ、優勝の可能性があるのは慶応が早慶戦で連勝した時のみ、そんな早慶第一回戦を観戦に行った。

神宮球場はいつもの早慶戦よりやや出足がいいくらい、ただいつもと違うのは慶応の方が観客が多いことである。友人と待ち合わせ、内野最前列で観戦することに。天気は上々、試合に先立ち野球殿堂入りの郷司さん、鈴木さんという2名の名審判のセレモニー。

そして1時に試合開始。試合開始から慶応・高橋佑、早稲田・小島の好投で締まった試合となった。四球はあったが、初ヒットは早稲田4回の宇都口が打つ。しかし、後続を退け、投手戦は続く。

試合が動いたのは6回、やや疲れの見え始めた小島を慶応2番の瀬尾が2ベースで出塁、柳町・郡司の四球で2アウト満塁。そこで6番清水翔が高めの球を思い切り打ち、満塁ホームラン。

4点差がつくも早稲田もエールの直後に3番佐藤晋がソロホーマー。ここで慶応高橋佑は四球を連発、ノーアウト1.2塁で菊地にマウンドを譲る。しかし、その後の早稲田・岸本にも四球、ストライクを取りに行く球を代打熊田に2点タイムリー、さらに内野の乱れもあり、代わった高橋亮も内野ゴロの間に1点取られ逆転を許す。

しかし、早稲田の3番手早川も8回に慶応・照屋にヒット、天野・瀬尾に四球で満塁。3番柳町が初球を狙い打ちし、ライトスタンドにまた満塁ホームラン。これで8対5と再逆転する。

その後は慶応の高橋亮が最高143kmのストレートで早稲田の反撃もなく、慶応が先勝した。

つまり、チャンスは6回裏、7回表裏だけしかなく、早稲田が3安打で5点、慶応が4安打で8点、残塁も3ずつと効率が良いというか、なんとも不思議な試合。

試合時間も2時間25分と短いゲーム。まあ、内容はともかくあと1戦勝って母校の優勝が見たいものである。ガンバレ、慶応。