hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

浅草橋駅(2)

2018-11-23 05:00:28 | 日記

『メトロに乗って』その98。浅草橋の下には神田川がながれていて上流は左衛門橋、下流は柳橋であり、その先は隅田川に合流する。左衛門橋から下流には日中は屋形船がたくさん係留されている。


国道6号を渡り、川沿いを歩くが船宿が数軒立ち並び、佃煮を売る店もある。少し先に緑色に塗装された鋼製タイドアーチ橋が見えてくるが、これが柳橋である。


関東大震災で落橋し、1929年に再架橋されたものだが、護岸がかなり高く盛られていて江戸時代のような風情はないが、欄干にはかつて花街であったことを偲ばせるように赤や青のかんざしが飾らせている。


橋を渡って左手を見るとすぐのところに隅田川が流れている。元に戻り、浅草橋駅方向に歩く。駅を右に曲がるとすぐ前に久月本店の立派な建物。


吉徳は総武線を挟み反対側にある。その先がシモジマ本店だが、間を左に曲がると古い神社の鳥居が見えてくる。


これが銀杏岡八幡神社、由緒は源頼義・義家が奥州征伐に行く際に眺めのよい岡であったこの地に銀杏の枝を挿して戦勝祈願したところ、戦いに勝ち戻った際に銀杏が大きく成長していたため、八幡宮を勧請したものと言われている。


境内には立派な銀杏はあるが、源頼義・義家の銀杏は江戸時代の火事で燃えてしまっている。現在も地元の産土神として崇敬されている。神社を左に曲がると駅に戻るが、昔からの飲屋街が続く楽しそうな小路である。