前回に続いて『2000円札を極める』実践編である。まずは手元に2000円札を用意しないと話にならないため、事務所近くのみずほ銀行の支店に行く。まずは機械式の両替機を覗く。しかし、札の種類は1万円、5000円、1000円の3種類のみ。
そこで案内の女性に聞いてみると『新札はありませんが、旧札でよろしければ両替可能です。』との返事。両替票を書いて窓口へ。余談だが、今の銀行は口座がないと両替してもらえないようだ。窓口で両替票と1万円札を出す。すると10分程度で2000円札が5枚手に入った。
それでは2000円札は市中でどういう扱いを受けているのだろう。まずはチェーンのドラッグ、レジは若い男性で『2000円札は普通に使えますよ。しかし、よく持っていますね、それにこのお札自体が失敗ですよね。』と問題なし。次に本屋、昔ながらの本屋である。ここで来年の日記帳を買う際に出してみる。すると『不思議ですね。数年見ていなかったのに、なぜか昨日使う方がいて、2人目ですね。別に使えますよ。』やはり、たまには使う人はいるらしい。
次に機械はどうなのか、まずはみずほ銀行に預けて見ると問題なく2000円を受け入れてくれた。次に駅の券売機を見ると東京メトロも都営地下鉄も京王も札の口に『1万円、5000円、2000円、1000円』と現行4種類が書いてあり、もちろん受け入れてくれる。
結論としては券売機やATMなど使えない機種はあるらしいが、2000円札も大半の店や機械でも受け入れるようになっている。十分使用に足りる存在であることを実感できた。
まあ、当たり前ではあるが、2000円札はちゃんと流通しているのである、滅多にお目にはかかれないが。