やはり春になると花が次々と咲いていくのを見るのが楽しみである。最初に咲き始めたボケと福寿草、先日買ったハナカイドウの花は散ってしまったが、これに続くのが2階のプランターに植えたスズラン。
数年前に亡くなった義父の家から持ってきたものだが、大した手入れもしないで毎年芳しい可愛らしい花をつけてくれる。
葉っぱが伸び始め、その中に埋まるように白い小さな花が房のように咲いている。顔を近づけで匂いを嗅ぐが香水のような甘い香りがする。
負けじと咲くのがハナミズキ、我が家のはやや濃い赤のものだが、一旦枯らしかけて慌てて先の部分を切ったら下の部分が2年ほどかけて復活。背は低いが毎年沢山の花を長い間楽しませてくれる。
(↑昨年の様子)
玄関先には寄せ植えがあるが、ゴールドクレストを数年前に植えて周りに花がつく植物を植えることにしている。昨年からはシクラメンとジュリアンを植えているが、1年草のはずのジュリアンもしっかりと根を下ろして、冬を越し、たくさんの葉をつけてはいるが、中々花がつかなかった。
(↑昨年の花、小さなカマキリが写っている。)
しかし、その葉のなかからヒマワリのように太い花柄を伸ばし、光を浴びるように双子の黄色い花を付けている。2つの花かなあとよく見てみるが、やはり背中合わせになってくっついて咲いているのだ。こういうのも珍しい。大した物はないけれど健気に咲く花は心を癒してくれる。