極めてローカルな話題かもしれないが、来たる6月8日15時にようやく『放射5号線』および『三鷹3・2・2号東京八王子線』が開通する。と言ってもほとんどの人はわからないだろうが、新宿から首都高4号線に乗って高井戸ランプで降りて東八道路に抜ける道路のことである。
東八道路は片道2車線の便利な道ではあるが、実は起点も終点も未完成のまま長い間放置されてきた。終点は国立インター入口(ここで甲州街道に合流)のはずだが、府中市西原1丁目で新府中街道にぶつかって終わり、その先は全く目処が立っていない。起点は牟礼橋だが、こちらも道は未完成のままであった。
問題となったのは用地買収だけでなく、玉川上水沿いに計画されていたため、地元住民が環境の悪化を理由に反対されていたのである。これを玉川上水は残しつつ、その両側に植樹帯、緑道などを設ける案でようやく建設できるようになったのである。実は並行する人見街道や通称下本宿通りは慢性的な渋滞で事故も多く、住民にもプラスとなる面も大きい。
とにかく、完成前に自転車で走ってみてその様子をレポートすることにしたい。