hokutoのきまぐれ散歩

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交流戦の好調を回顧してみた〜タイガースファンのたわごと

2021-06-15 05:00:00 | 阪神タイガース
プロ野球全体ではあと数試合は残されているが、阪神タイガースのセパ交流戦は18試合終了し、11勝7敗勝率.611に終わった。たぶん、全体では2位、セリーグでは1位になると思われる。

成績の評価だが、5年間を見ると、2019年は6勝10敗10位、2018年は6勝11敗1分11位、2017年は10勝8敗4位、2016年は7勝11敗10位、2015年は10勝8敗4位(2020年はコロナ禍のため、実施されず)と18試合制になってからでは最も良い成績を残した。また、交流戦全体では試合数は何回か変わっているが、2位というのは2008年以来の好成績である。

しかも試合運びが良かった。最初に当たったロッテから西武、オリックス、ソフトバンクの2戦目まではすべて勝ち負けが交互で5勝6敗、ソフトバンクの最終戦に惜敗したあと、2カードが残されていた。この日ハム、楽天戦に全勝して11勝7敗とした、つまり上昇ムードで終わることができた。

要因は沢山あるが、①まずは近本、中野、佐藤、マルテ、サンズ挙げればキリがない打線が良かったこと、完封負けがないことも素晴らしい。さらに②西→秋山→アルカンタラ→青柳→伊藤将と6人必要なローテーションピッチャーのうち5人が固定できたこと、③クローザーのスアレスが完璧であったことが最も大きいと考えている。

セットアッパーの岩崎の不調、糸原の故障はあったがよくこれだけの成績が残せたこと、セリーグ2位の巨人・ヤクルトとのゲーム差が7まで拡げられたことは実に喜ばしい。

ただ、気になるのが、今年の変速日程である。7月14日で前半戦終了、オールスターが7月16、17日、そこから8月12日まで試合が無くなってしまうことである。オリンピックは致し方ないが、調子の良いチームには大きな試練かもしれない。また、誰かがオリンピックに参加するとなった場合はな疲労を考える時チームにとってもプラスだけではないようは気がする。

ただ、縁起担ぎにすぎないが、阪神タイガースは『東京オリンピック』と相性がいい。1985年に阪神が日本一となったことは知っている人が多いかも知れないが、その前のリーグ優勝を知る人は少ないであろう。それは1964年、つまり東京オリンピックの年なのである。東京オリンピックが10月10日開催のため、9月までに公式戦を終わらす必要があり、開幕が3月21日と早かった。

前年に世紀のトレードと言われた小山投手と毎日の山内選手の交換があり、投手力不足と言われながら、バッキーが29勝、村山が22勝、石川緑が10勝と安定したことが大きく、80勝56敗4分、勝率.588で優勝したのである。

今年も1964年のように久しぶりの優勝に向かってひた走ることを願ってやまない。私にとってはオリンピックよりタイガースが注目の年となりそうである。