hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

吉池食堂〜御徒町ランチグルメ

2021-06-12 05:00:00 | グルメ
久しぶりに御徒町まで来た。この街は美味い物が多い。老舗揃いなのは『とんかつ』、ぽん多、蓬莱屋、井泉。他にも『蕎麦』『うなぎ』なども素晴らしいし、『ラーメン』も青葉、阿吽、えぞ菊など多数。しかし、色々な種類の料理が食べられるのは今日お邪魔する『吉池食堂』しかないだろう。

吉池は大正時代に高橋周平が起こした鮮魚店が嚆矢で1933年に今の御徒町駅前に移転、2014年に今のビルが完成、ユニクロやユザワヤなどとともに食品スーパーとしてその種類の豊富さ、新鮮さを売りにしている、また、高橋の出身地である新潟県の銘酒の品揃えは圧倒的である。その9階に吉池食堂はある。

ビルの8、9階への専用エレベーターに乗り、9階に行くとワンフロアが吉池食堂。眺めもよく、ゆったりとした席の配置となっている。メニューは和洋中と揃えているが、コロナ禍もあり、来店客が少ないことも影響しているのか、和食以外のメニューは休止中。昔の百貨店のお好み食堂的な営業スタイルは興味深い。



ここでも鮮魚店の良さ、例えば刺身や天ぷら、寿司などのメニューが多く、鰻のひつまぶしまである。今日はランチのため、新潟県十日町市の妻有そば(ふのりをつなぎとして使用)の天ざる(850円)を選ぶ。
残念ながら窓側の席は埋まっていたが、2面が窓になっていて明るい。右奥の席からは東京スカイツリーも臨める。



しばらくして天ざるが到着。まずは蕎麦からいただくが山形の板そば同様にふのりをつなぎに使ったやや硬めのスタイル、とにかく喉越しが素晴らしい。



天ぷらはしし唐がらし、かぼちゃ、海老の3種類。いずれも揚げたてでカリッとする食感がいい。海老は多分、バナメイ海老だが、大きく、食べ応えがある。



蕎麦屋でないため、蕎麦湯は出なかったが気軽にいただける眺望のよいレストラン。食後は150円で飲み物が楽しめる。

平時には自慢の新潟県の銘酒を飲みながら刺身や天ぷらを楽しむのも良さそうである。フロアの人もテキパキ動き、気持ちの良いお店であった。ご馳走さまでした。



吉池食堂 
台東区上野3ー27ー12御徒町吉池本店ビル9階
0338360445