hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

田町駅港南口周辺の運河を歩く②

2021-06-19 05:00:00 | 川と橋
『ぶらり橋巡り』その104。田町駅を降りて10分ほど歩くと周囲の風景もかなり変わる。提供公園の緑も深く、鳩や椋鳥たちのサンクチュアリーとなっている。左手には三角の斬新な設計で知られるヨコソーレインボータワー、というより旧カネボウ本社ビルと言った方が分かりやすい。実はこのビル、一部は居住部分となっていて目の前にレインボーブリッジが見えると人気物件となっている。


その前を通過すると右側にレインボーブリッジの端の部分がよく見える。大きな橋のループを弧を描きながら車もゆりかもめも登って行く。



人間はというとレインボーブリッジまで登るエレベーターが1番手前の橋脚に設置されていてこれを登る。私はここに来るのが実は2回目で前回は反対側からレインボーブリッジを徒歩で歩き、降りたことがある。



エレベーターで7階まで登ると歩道に出る。ここから対岸の台場や螺旋状の橋を写メで狙うのだが、横を通過するトラックの振動でどうしても一部焦点がぼけてしまう。さすがに非常事態宣言下、登る人は少なかった。




再び地上に降りて再び汐彩橋を渡り、芝浦運河沿いの道を左に曲がる。途中、保育園児たちの列を追い越す。運河沿いにはデイゴの仲間のサンゴシトウやガクアジサイが美しい花を咲かせている。



次の港栄橋まで行き、右に曲がる。この辺りは新しいマンションの建設ラッシュ。確かに都心からも近いし、目の前にはある富士急行のバスの車庫があり、乗るなら始発だし。利便性を追求するにはよい場所だろう。



次の芝浦西運河に架かる夕凪橋を越え、突き当たりを右に行く。少し先の新芝運河まで出てさらに右に行くと運河が交差する百代橋、藻塩橋の所に出る。



すると藻塩橋の袂に子供ばかりか大人も集まって運河を見ている。物見高い私もその視線の先を見ると何とカルガモのお母さんとひなたちが岩の上に乗っている。



水はほぼ引いているのだが、小さい岩の上にラッシュアワーのようにひなが小さい身体を寄せている。数えると11羽。可愛いいとしか言いようがない姿を見せてくれた。ひなたちの健やかな成長を祈りたい。

ここからは田町駅港南口までは歩いて10分足らずである。