hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

一鐡グランデール〜65歳の誕生日

2023-08-01 05:00:00 | グルメ
65歳にもなると誕生日は必ずしもめでたくはない。ただ、1年無事に生きられたことに感謝することくらいである。誕生日は毎年外食をしているのだが、今年はカジュアルな鉄板焼きでも行くかということで吉祥寺では老舗の『一鐡グランデール』というお店に出掛けたのである。

東急百貨店の並び、大正通りに面したビルにお店はある。このビル内のテナントは出入りが激しく、『おっちゃんの台所』と『一鐡』のみが10年以上変わっていない。地下に降りて、中に入ると前面に鉄板に囲まれたカウンター席とボックス席、意外に店は広い。

その1番奥のカウンター席に案内され、まずはビールで乾杯。コースは『黒毛和牛ステーキコース』(7200円)を注文済。



すぐに前菜3種(カツオのタルタルソース添え、コールドポーク、ローストビーフ)が運ばれてくる。いずれも美味いが、ポン酢をかけ、さらにタルタルソースを乗せたカツオはマヨネーズが相性よく大変美味。



赤ワインをお願いし、目の前で繰り返される職人技を鑑賞。肉の焼き過ぎを防ぐ方法やフォアグラステーキの焼き方など見ているだけで楽しい。

すると野菜料理『グリーンアスパラ、アンチョビソース掛け』が登場。バターたっぷりで焼き、掛けられたソースがよく工夫されている。

魚介料理は『帆立貝と白身魚の鉄板焼き、クリームソース掛け』が登場。皮がカリカリに焼かれた魚が香ばしく、添えてあるパプリカやナスともよく合う。クリームソースは焦がしバターのみではなく複雑な味。思わずソースを呑んでしまう。

ステーキは私はサーロイン120g。目の前で焼いているとたぶんこれがやってくるだろうと分かる。時間をかけてじっくり火を通し、細かくカットされて登場。ソースさ2種類で土佐醤油とポン酢。ほかにニンニクチップ、大根おろし、粗塩、粗挽き胡椒、青ネギなどが色々と付いてくる。

まずは一切れ、粗塩を少し付けて頂くが、柔らかい肉から脂がじゅわ、次いで赤ワインを口に、至福の時である。次に大根おろしをポン酢の中に入れ、青ネギを加えて頂くと実にさっぱり頂ける。いずれにしても黒毛和牛は一味違う。ただ、かつては300gは軽くいけたのに、120gで十分とは情けない。

一口相方のテンダーロインも一切れ頂くが、こちらは肉の柔らかさが違った。

ガーリックライスはしっかり味でこれで間違いなく満腹に。量もちょうどよかった。



最後にアイスティーとパインシャーベットでクールダウン。もちろん勘定を済ませて店を出た。気がつくと店内はもう満員、親子連れの常連さんも多く、アットホームなお店。もちろん味は大満足であった。ご馳走さまでした。
一鐡グランデール
武蔵野市吉祥寺本町2ー13ー7 B1
0422220299