hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

襟裳岬逍遥〜夏旅2023⑤

2023-08-16 05:00:00 | 旅行
夏旅2023⑤、襟裳岬の風の館で岬の風景を見たのち帰ろうとすると『えりも風体験』で風力体験ができると呼び止められ、早速会場へ。



ここは前方から風が送られて来て10分間体験できる。1番前に行くと風速25m、後ろに行くと徐々に弱くなり、1番後列は風速10mとなっている。初めは15mあたりにいたが、これでも鉄のバーに身体を寄せないと後ろに行くほど。25mになると前にいる男性の帽子やパンフが飛んでいくほど。



外に出て、まずは灯台に向かう。この灯台は高さは13.7mとそれほど高くはないが、場所が絶壁の上にあるため、海面からはかなりの高さがある。付近は霧の名所ということもあり、海上安全のために1889年に作られた。今は完全に無人だが、QRコードから灯台カードも取得できる。

灯台を回ると襟裳岬の歌碑、1つは吉田拓郎・岡本まさみ作で森進一がヒットさせたものだが、島倉千代子も別の襟裳岬を歌っていたので2つ並んでいる。



さらに下に降りるように岬の先端に向かう遊歩道を歩いて行くとかなり先まで行くことができる。但し、その先も岩礁が2km、海中まで含めると6km先まで繋がっているらしい。



先端まで歩き、再び戻ってくる。崖の上には先程訪れた風の館がよく見える。足元にはエゾカワラナデシコやツリガネニンジンなどが咲き乱れる。




ちょうど昼となったので岬の土産物屋兼食堂に入る。この店が今では絶滅系の懐かしさ、おじさんとおばさん、おばあさんなどが経営。昔見た『幸せの黄色いハンカチ』で高倉健が入ったような(山田洋次監督)映画に出て来そうである。



メニューも寿司カウンターもあり、高いものはウニ丼や握り寿司、安い物はカレーやうどんなど麺類まで揃っている。私はいつもの通りカツカレーを注文、相方はラーメンにした。するとまずラーメン、タラバガニの爪まで入った豪華版。私のカツカレーもちゃんとカツは揚げたて、美味かった。土産物屋には活きた蟹や貝、海老などを販売、日高昆布もピンからきりまで並んでいた。(以下、次回)