hokutoのきまぐれ散歩

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祝・マジック29点灯〜阪神ファンの戯言

2023-08-17 05:00:00 | 阪神タイガース
阪神タイガースの快進撃は続いている。ついに106試合を終えたところでマジック29が点灯した。

8月15日はチャンスを何回も潰す嫌な負け方だっただけに8月16日の勝利は大きく感じた。
最近は広島・巨人・ヤクルトに3タテを浴びせ、怒涛の10連勝。カードで負け越したのが7月15〜17日の中日戦まで遡る。オールスター明けからは17勝4敗1分、8月は15日と2日に中日に負けた2敗(12勝)と正直驚くほどの成績である。

阪神の連勝記録は14、ただこれは1リーグ時代の1937年と1946年である。前回10連勝したのは2007年、現在と同じ岡田監督の時である。ただ、この時とは随分違う。この年は巨人が強く、これに中日が続くペナントレース。井川がアメリカに移籍、福原・安藤が出遅れたため、先発投手不足(規定投球回をクリアした選手なし)の1年。8月末〜9月上旬で10連勝して一旦は首位になるが、その後8連敗して3位で終わっている。

ただ、岡田監督が常に気にしているのは翌年2008年である。この年は開幕5連勝でスタート、6月のチーム打率が.307と信じられない好打率で4月で勝率.731とゲーム差を開いた。7月9日には2位中日に13.0ゲームの差をつけた。しかし、8月に開催された北京五輪に主力が抜け、巨人が9月に12連勝を記録、9月21日には追いつかれた。最後は10月に巨人に破れ、さらに10月10日に横浜に破れ、巨人が中日に勝ったため、巨人の優勝となった。

因縁なのはこの時も巨人は原辰徳監督、1996年の長嶋監督時代の『メークドラマ』に対して『メークレジェンド』と言われたのである。(グライシンガーが17勝、クルーンが41セーブの活躍、打撃はラミレス、小笠原と補強した選手が大活躍した)
当時とはまるでシュチュエーションは異なるが、詰めが弱いのが阪神タイガース。

最近であれば2021年のシーズン、4月のロケットスタートで貯金16、交流戦も2位と好調を維持して、前半戦は首位。これでいけると思ったが、最後にヤクルトに追い上げられ、ゲーム差なしながら2位に甘んじたのである。

ただ、今の岡田采配は厳しい。8月15日に広島に1点差まで追いかけられた西純矢は再調整で二軍、無死2、3塁で三球三振に終わり、内野ゴロすら打てなかった佐藤はスタメンを外された。単なる結果主義ではないが、内容が悪いと安穏としていられない厳しさがある限り、タイガースの『アレ』は現実のものとなるだろう、いや絶対になって欲しい。