hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

玉川上水散歩⑤・熊川駅〜拝島駅

2024-01-23 05:00:00 | 日記
玉川上水散策⑤、熊川駅か山王橋を渡るとその先に再び踏切、青梅線である。渡ると玉川上水、橋は五丁橋である。



名前の由来はそばにある五丁山と呼ばれた山林があったことによるらしい。1964年に橋長11m、幅員6.7mのコンクリート橋に建て替えられている。



橋から少し戻り、鍋が谷踏切の手前を青梅線の線路に沿って左方向に歩く。少し行くと『みずくらいど公園』の入口となる。『みずくらいど』を漢字で書くと『水喰土』、玉川上水を作る際に水が悉く地中に吸い込まれる地層にあたったが、この地層のことである。せっかく水を通してきても地中に染み込んでしまうため、1キロに渡り新たな堀割を建設せざろう得なくなったのである。



この公園内にそうした地層があり、もともと掘った玉川上水の堀の跡が残されている。



それにしてもこの公園は変わっていて入口に通常置かれている全体図はなく、道はあまりはっきりとしない。公園を抜けるにあたり、右に行ったり、左に出たり。



ようやく『拝島方面』という小さな矢印を探し、玉川上水沿いの道を歩き、八高線のガード下を通過し、拝島駅に向かう道路に出た。



国道16号の陸橋である武蔵野橋の下を通過すると小さな公園となっていてどんぐり橋が架けられている。



その先、拝島駅前にあるのが日光橋。明治24年(1891年)に架けられた近代技術を駆使したアーチ橋。



その後、元の橋をベースに1950年に両サイドの拡幅を行なわれている。日本で現存する煉瓦アーチ橋と考えられている。



この横は拝島駅の入口、今回の散策は坂道巡りを除いて6km、ただ酒蔵や寺社などを回ったため、全体では8.5kmを歩いた。次回は『拝島駅〜玉川上水駅』のコースを歩くことにしたい。ただ、寒いのでいつのことになるやら。