hokutoのきまぐれ散歩

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チャッチャ系のラーメンを頂く〜ますたに 室町店

2024-01-30 05:00:00 | グルメ
京都発祥のラーメン屋さんといえば『新福菜館』『第一旭』『天下一品』などがあるが、銀閣寺近くが発祥の『ますたに』も有名。豚骨や鶏白湯など店によりかなり特徴のあるラーメン屋さんの中でこちらは『豚の背脂』の元祖として有名である。

本家は昭和23年創業で70年を越す老舗だが、東京のお店は暖簾分けしたお店らしい。日本橋の高島屋裏にあったが、いつ近くを通っても列の絶えない人気店だった。しかし、再開発で閉店、ところが銀行に用事があり行ったところその並びに見つけたのである。

11時40分だったが、店は大繁盛。待たされるかと思ったが入り口横のカウンター席が空いていてすぐに座れた。入口横の券売機で食券を買う方式、私はデフォルトの『ラーメン+九条ネギ』(880円+110円)の食券を店の人に渡した。

すると矢継ぎ早に『麺の硬さ→背脂の量→辛味(一味)の量→サービスライスの量』聞かれ、ライスは半ライス、他は普通でお願いする。

カウンターに座っていると奥で豚骨スープの寸胴鍋をかき回す人、麺を茹でる人、注文に応じてスープを作る人と分業が進んでいる。

それでもまだ食べていない人は多く、7分ほど待たされた。その間に次々と来店、私の後ろには一列の待機、外にも列ができた。

到着したラーメンはネギ増しをしたため、一面九条ネギの山。黒胡椒を振りかけ、頂く。青ネギの下にはチャーシューが3枚、メンマを発見する。麺は他店に比べてコシはなく、柔らかい。ツルツルする食感は好み。

レンゲかと思ったら穴あきでネギを掬うのに便利がいい。背脂でこってりしているスープにはネギを食べながら頂くとバランスが取れる。

鶏ガラベースのスープの味は美味い上に最初はやや甘めに感じるが、少し塩味が強くなり、下の方は一味の辛さを奥の方に感じるようになる不思議な構造が面白い。

チャーシューも柔らかく、よく味が染みている。半分はライスを挟みながら頂く。塩分の取り過ぎを気にしながらもついついスープを飲み過ぎてしまった。因みにライスに付いている沢庵はレギュラーからは2枚だが、小ライスには1枚しかつかないようである。



食べ終わると先ほどまでの寒さが嘘のよう、温まったので寒い外に出ても平気である。また、後ろの列を見るととても長居はできず、早速退散した。ご馳走さまでした。
ますたに 日本橋室町店
中央区日本橋室町4ー3ー14
0332728549