hokutoのきまぐれ散歩

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第59回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会に行く

2024-01-07 05:00:00 | グルメ
新年恒例の第59回駅弁大会(正式名称・元祖有名駅弁と全国うまいもの大会)が新宿・京王百貨店7階で始まった。今年は1月6日から22日まで会期らしいが、驚いたのは京王百貨店が開店60周年ということは開店2年目からずっーとやっているロングラン企画なのである。


確かに私が初めて駅弁大会に親と行ったのは小学校高学年の頃だから計算は合う。実はこのブログでも2014年の第49回からレポートしており、11回連続ということになる。ただ、今年は開店直後の訪問が難しくなったため、会場に到着したのはPM1時半頃であった。会場はそれなりに混雑はしていたが、実演をしているブースの前に行列があるのは数えるほどである。



まずは奥の輸送駅弁コーナーから覗くが、入場制限は全くない。好きなタイミングで入り、駅弁を物色できる。



また、感覚的なものだが、並んでいる駅弁の種類が減ったように感じた。


次に実演販売をしている店を冷やかすが、店員が手持ち無沙汰のところすらある。どの駅弁にするか悩んだが、チラシの一番目立つ位置に乗っていた『越前かにめし三昧』(1980円、北陸本線福井駅)が気になる。

通常の同じ弁当は赤い容器に入って1480円だが、贅沢盛りと称して蟹の身(ズワイガニ、ベニズワイ)が60%増量した金色の容器は今回だけの企画らしい。

この弁当は蟹の身を炊き込んだお弁当でカニの身が多い、もう2度とたべられない特別企画というおばさんの話に乗って購入した。



人気の弁当を探っているうち、『いかめし』(880円、函館本線森駅)の前にいた。現地も行ったことがあるが、寂れた駅で駅構内のキオスクで売り切れていて、一旦下車して駅前にある阿部商店まで買いに行ったことがある。 

とはいえそれもかなり昔の話、久しぶりに味を思い出して食べてみたい、と数人の列に並ぶ。ところが、値段にびっくり、高くなって高級品となってしまった。(とはいいつつ購入)



もう一つ何を買おうかと悩む。『カニ』『イカ』と買ったのでやはり『肉』かなあとフロアを歩く。まず目についたのは『佐賀牛ステーキと若楠三元豚のスペアリブとハンバーグ弁当』(1998円)、『まるごと飛騨牛弁当』(2300円)、『厚切り真たん牛タン弁当』(2380円)などがある。



しかし、やはりその横で実演販売していた『牛肉どまんなか』(1350円・奥羽本線米沢駅)が中身といい、バランスといい、コスパといいどれを取っても一番。と食べ慣れた駅弁だが、ついに買ってしまった。



午後の時間だったから買う人は少なかったが、復活した『お休み処』には列車のシート風なアレンジされた席で家族連れが駅弁を食べていたり、館内のBGMにダークダックスの歌う鉄道唱歌が流れたりとコロナ前の雰囲気が戻ってきたのは嬉しかった。(駅弁実食は次回)