『鉄道シリーズ』その208。都電スタンプ逍遥②、『荒川車庫前』電停から『梶原』電停までは徒歩で移動。
というのも電車の中の吊り広告に『電車もなか』を売る店が梶原電停近くにあるとあったからである。
梶原電停のすぐ手前、右に商店街が伸びる門口に菓匠明美の看板を発見、なぜか入口にはきつねの石像が置いてある。
中に入るとカラフルな全部で6種類の最中、いずれも都電をモチーフにしたものでなかなか可愛らしい。お土産に購入した。同じ店で第二弾なのか『栄一翁最中』という渋沢栄一をモデルにした最中も売られていた。
すぐに『梶原』電停に到着、スタンプはそばにある白山神社であった。
『栄町』電停も見えるため、徒歩で移動。スタンプは『東書文庫』、教科書の出版社である東京書籍が運営する教科書専門の図書館で昭和11年に設立されたものである。
『王子駅前』電停までは並行道路が分からないため電車に乗車。車内は下校する学生で混み合ってきた。
右に緩いカーブを切りながら到着、左側にはJR王子駅の入口がある。かつてはここから右の方に27番赤羽行の都電が分かれていた。電停には職員が居て一日乗車券などの販売もしている。
スタンプは『名主の滝公園』の滝が描かれている。私はここで一旦電車を離れて明治通りを左に曲がる。ガードを越えるとすぐのところに飛鳥山公園入口が出てきた。
階段を上がってもいいのだが、坂を登るエレベーターというか無料の乗り物『アスカルゴ』がある。これは北区が運営している設備で高さ17.4mを30m/分のゆっくりとしたスピードでカタツムリのように上がって行く。今から10年ほど前に乗ったことがあるが、今も元気に動いている。
おばさんと職員のお爺さんと3人で乗車、雨が降り始めたこともあり、特に待たずに発車。振り返ると京浜東北線がよく見える。
とはいえ、乗っているのは2分とあっという間に頂上駅に到着した。空いている時は便利である。(以下次回)