禁断の企画第2弾。『人形町の蕎麦屋でカツ丼を食む』②、今回は事務所から歩いて3分のところにある『高松』である。
実は3月24日、WBCの決勝がら行われていた時にお邪魔して、日本の勝利を祈りながら『ミニカツ丼とそばのセット』を食べた。
すると見事に大谷投手がトラウトから三振を取った瞬間もこのお店で店員さん達と勝利を祝った。ただ、やはりちゃんとフルサイズの『カツ丼』を食べに再訪したのである。
(ミニカツ丼)
この店は街のお蕎麦屋さんだが、カツ丼やミニカツ丼のオーダーが多い。私も丼タレの具合が甘すぎず辛すぎずちょうど良いと思っているお店。
普通はミニカツ丼のみのオーダーは受けない店が多い中、お年寄りや女性にはこのミニ丼シリーズは人気がある。馴染みの女性にオーダーすると厨房ではカツを揚げる音が聞こえる。
もう一つの特徴はこの店のカツ丼は玉ねぎではなく笹打ちした長ネギが使われていること。店によっては玉ねぎてわ嵩増ししているところもあるが、この店はちがう。
熱々のカツをふんわり溶き卵で包んだカツ丼はフルサイズにするとトンカツが6切れ(ミニカツ丼は3切れ)とボリュームが違う。
いつものように右から2切れ目から食べ始め、ハジのカツは上に避けてご飯と共に食べる。私が至高のカツ丼と尊敬してやまない銀座の『梅林』を思わせるサクサクのカツである。
漬物は大根の浅漬けと沢庵2切れ、大根には私は少し醤油を落として食べる。
汁物は味噌汁でなく、すまし汁、具はワカメと蒲鉾とシンプルで箸休めにはちょうど良い。鰻丼やカツ丼、天丼などにはあっさりとしたすまし汁がちょうど良いのかもしれない。
私の勝手な採点は5段階で4+、①カツが揚げたてでカリッとしている、②玉ねぎつなはなく長ネギを使っている、③かえしが美味い、の3点押しである。
とにかくカツ丼はあっという間に食べてしまうのが私の良くないところ。じっくり味わおうと頭では考えても胃袋が同意してくれない。結果6分で完食、実に美味かった。ご馳走さまでした。
おそば高松
中央区日本橋堀留町1ー4ー16
0336611484